こんにちは、保育士の高梨です。
今回からは、子どもにとって五大栄養素がどう大事
かを書いていきます。
今回は、脂質について書いていきます。
魚に多く含まれるDHA、EPAは、必須脂肪酸と言わ
れ食事からしか摂れません。特にDHAは、育脳栄養素
と言われていて、記憶力や学習能力を高める働きをし
てくれます。妊婦の時からママが、DHAを多く摂ると
胎内から赤ちゃんに胎盤を介して摂取できます。また
母乳からも摂取できるのでなるべく多く魚を摂るよう
にしましょう。
《DHAはどういう食品を摂れば良いの?》
①5~6カ月(ゴックン期)
低脂肪の代表的な魚は真鯛です。天然より養殖の方
がDHAが多いです。しらすは塩分が多いので、塩抜き
をしてから使いましょう。
②7~8カ月(もぐもぐ期)
鮭、マグロ、かつおのような赤身の魚は、DHAや鉄
分が豊富なので、積極的に取り入れたいです。ただし
トロは脂肪が多いので離乳食の時は止めて赤身にしま
しょう。
③9~11カ月(カミカミ期)
この頃から幅広い魚の種類を摂ることができます。
DHAが豊富な魚は、ぶり、さんま、たらなどです。で
もぶりは、脂肪分が多いので、茹でて脂肪を落として
から使いましょう。
④1歳~1歳半(パクパク期)
DHAが豊富な魚は、さばやあじなどの青背魚です。
さばは鮮度が落ちやすいので、新鮮な物を選んで手早
く調理しましょう。
☆魚には良質なたんぱく質、骨や歯を作るカルシウム
骨を強くするビタミンなど成長に欠かせない多くの
栄養素が含まれています。でも摂り過ぎも注意です
一度に多く摂るのではなく、こまめに摂ることが大
切です。
参考文献 主婦の友社
『はじめてママ&パパのしつけと育脳』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
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