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理事長BLOG

永久歯が足りない場合 先天的欠損について

2023年4月20日
院長の奥井です。
今回は永久歯が足りない場合 先天的欠損について
説明したいと思います。

通常は乳歯が抜けてその下に永久歯が生えてきます。
しかし時には乳歯の下に永久歯が存在しない場合があります。
それを先天的欠損と言います。
先天的欠損は下の第2入厩士という奥歯に多いです。

 
画像の転線部分が永久歯が足りない場所になります。
合計で3本足りない事になります。


また画像の矢印は歯根、歯の根っこの長さです。
乳歯は永久歯に比べ根が短いですので、どうしても
耐久性が良くないです。
下に永久歯がない分、歯根の吸収の可能性は低いですが、
特に上の場合、歯根が短いですのでやはりじきに
抜けてしまうかも知れません。
抜けてしまったらブリッジか入れ歯を入れるかインプラントを
入れるかになります。また顎の成長が止まるまでは何らかの
矯正装置で経過を見ることが理想的です。

まずお勧めはやはり小学生以上のお子さんの場合は
パノラマレントゲンを撮影し、永久歯があるかの確認と
もし先天的欠損があった場合、その乳歯が長持ちするように
虫歯を作らない事が大切と思います。
虫歯になりもし神経をとった場合、乳歯の場合は根が短いですので
噛む力などで破折してしまったり、また神経をとった刺激で
乳歯の歯根が吸収しやすくなる可能性もあります。

定期的な歯科医院でのチェックをお薦め致します。

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