歯医者なら名古屋市北区のおくい歯科へ

お問い合わせは052-910-0550
お問い合わせフォーム
初診予約
再診予約

理事長BLOG

子どもの薬について 処方箋の薬と市販薬どう違うの?

2024年4月26日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回は、子どもの薬について書いていきます。

 病院に行ってから処方された薬は、薬剤師さんから
もらいます。薬剤師さんの説明をよく聞きましょう。
その時お薬手帳に書き込んだりして覚えておいた方が
良いです。違う病院で受診した時に毎回お薬手帳を医
師に見せましょう。

《強いお薬に注意!》

 薬には副作用があります。とくによく効く強めの薬
は副作用はつきものです。効果がそれほどでもない薬
(弱めの薬)は、副作用の心配が少ないです。

 例えば、ステロイドの塗り薬は、アトピー性皮膚炎
が悪化しているときにとてもよく効きますが、長期間
続けて使用していると、毛細血管拡張、にきび、皮膚
の萎縮、多毛など副作用に注意しないといけません。

《インターネットの情報を鵜呑みにしないでね》

 最近、スマホで何でも調べることができます。でも
それを鵜呑みにしてしまうのは危険です。

 インターネットにある情報の全てが最新情報に書き
換えられているわけではないので、分からない時は、
医師か薬剤師に相談した方が良いです。

《市販薬について》

 市販薬で子ども用風邪シロップが売っていて、子ど
もが飲みやすく甘くておいしい味です。でも1週間、
ダラダラと飲ませることは良くないです。

それは、

①風邪のウイルスをやっつけることはできない

②市販の風邪薬は数多くの成分が入っていて、必要で
 ない薬の成分もとることになる

 市販薬は、風邪を治すとは書いていなく、風邪の諸
症状の緩和と書いてある場合が多いです。

 人間の身体は、免疫機能で風邪のウイルスをやっつ
けることができます。

 市販の薬を飲ませるのは、2~3日にとどめましょ
う。

《初めから種類を多く処方する医師に注意!》

 しっかりとした診察をしなくて、最初から多くの種
類の薬を出してくれる医師は良い医師ではありません

 「どれか効くであろう」と思ってやたら色々な種類
の薬を出す医師がいます。

 全ての医師が患者さんの話にしっかり耳を傾け、そ
の人に合う薬を処方してくれるわけではないです。

《小児科で診察した時に》

 小児科で受診した際に、薬のことをお話しされます
がその時に、「この薬は飲み切って下さい」と言われ
ることがあります。

 例えば、溶連菌という病気の場合は、抗生剤を処方
されます。その時は、7~10日程度内服しないとい
けないです。この菌があるときは、症状がなくなって
もしっかりと薬を飲み続けなければならないです。そ
れは、合併症になってしまうかもしれないからです。

 必ずそういう時は薬を飲み切ってしまいましょう。

 違う病気で受診した際に、医師から飲み切りの話が
ないときは、こちらから「飲み切った方が良いですか
?」と聞くのも良いです。

参考文献 株式会社KADOKAWA
     『小児科医が教える子どもが病気のとき
         どうすればいいかがわかる本』

風邪で寝る子供のかわいいイラスト画像素材(フリー、無料)

☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
           ご予約お待ちしております。

ページトップへ戻る