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理事長BLOG

子どもの脳も体も育つ食事について② 離乳食からかしこい脳を作ろう!

2023年4月18日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回は、離乳食の良さを書いていきます。

 5カ月を過ぎた頃から離乳食が始められます。

 食べ物をよく噛んで味わうことを咀嚼と言います。

 咀嚼をすることで、顎や味覚、発音、脳まで発達さ
せるそうです。噛むことで、舌の味蕾(みらい)が刺激
されます。

 味蕾とは大まかに味覚で、味には甘味、塩味、酸味
苦み、うま味があります。これらの味は、味蕾という
ところで感じます。味蕾は舌の表面にありブツブツし
ています。赤ちゃんのお口には約1万個この味蕾が存
在されているそうです。

 成長と共に減っていき、高齢者は3千個まで減って
しまいます。このことから、赤ちゃんは、味覚が敏感
ということです。

 咀嚼力こそが脳の活性化につながります。またよく
噛んだことで消化が良くなり、食事の満腹感が得られ
ます。

 離乳食は時期を早く進めてしまったりすると上手に
噛めず、丸飲みしてしまう原因になってしまいます。

 発達に応じた離乳食を練習しましょう。

 噛む練習で大切なことは、スプーンを上手に口の中
に入れて舌の上に乗せ、赤ちゃんがしっかり口を閉じ
たらスプーンを抜くこと。また手づかみ食べが始まっ
たら、十分にさせてあげることが大切です。

《離乳食の進め方》育脳ポイント!

★5~6カ月頃(ゴックン期)

 この頃はまだ母乳やミルクで栄養を取ります。ママ
は栄養豊富でバランスの取れた食事に気を付けましょ
う。

☆この頃は離乳食で食事が楽しいということが大切で
 す。

 ‘’離乳食の順番‘’

①スプーンで軽く下唇に触れる

②スプーンを水平に置く

③上唇で取りこむのを確認

④スプーンを水平に引く

※この頃は80%~90%は母乳やミルクで離乳食は
 10%~20%の割合です。

★7~8カ月頃(モグモグ期)

 この頃からマグロや鮭も食べられるようになります
DHAが多い魚を多く取り入れてあげましょう!

 ‘’離乳食の順番‘’

①スプーンを下唇にのせる。

②口を閉じたらスプーンをひく。

③口を動かすのを確認。

※母乳やミルクは60%~70%で離乳食は、30~
 40%の割合です。

★9~11カ月頃(カミカミ期)

 食べたい!という意識が出てきたら手づかみ食べを
させてあげましょう!つかみやすい大きさや形を用意
してあげて脳を活性化させてあげてくださいね。

‘’離乳食の順番‘’

①自分で食べ物を持って前歯でかじりとらせる。

②口が左右に動くのを確認する。

※母乳やミルクは30%~40%で、離乳食は60%
 ~70%の割合です。

★1~1歳半頃(パクパク期)

 歯ぐきがしっかりしてくるので、食べたものを噛み
つぶす力も増してきます。奥歯も生え揃う時期になる
のでよく噛んで咀嚼力を鍛えましょう!

‘’離乳食の順番‘’

①手づかみ食べが上手になる時期なので、十分にさせ
 ましょう。

②スプーンを使った食べ方も覚えさせましょう。

※母乳やミルクは20%~25%で、離乳食は75%
 ~80%の割合です。

《離乳食の注意点》

★赤ちゃんの体は食べ物を消化吸収する小腸の粘膜が
 未熟で消化酵素の分泌も未熟です。免疫機能も弱い
 ので、少しの細菌で食中毒を起こしたりします。大
 人とほぼ同じレベルになるのは8歳頃です。発達に
 合った食事にしてあげましょう。赤ちゃんの食べ方
 をしっかり見て成長に合った離乳食を進めてあげて
 下さいね。

参考文献 主婦の友社
     『はじめてママ&パパのしつけと育脳』
ごまを使った離乳食はいつから食べる?量は?アレルギーの心配は?|cozre[コズレ]子育てマガジン


☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
         ご予約お待ちしております。

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