こんにちは、保育士の高梨です。
今回からは6歳から12歳までの歯を育てよう!を
書いていきたいと思います。
★仕上げ磨きは小学校高学年ぐらいまで
6歳前後から、乳歯が抜けたり、6歳臼歯と呼ばれ
る第一大臼歯(永久歯)が生え始めます。
小学校高学年になると習い事や塾に通っている頃だ
と思います。夜寝る頃にはとても疲れていて歯みがき
もおろそかになりがちです。この時期まで仕上げ磨き
をしてあげてください。
★歯科で定期的な検診を
歯科では虫歯のチェックをしてもらい、歯が生え揃
ったら、定期的にシーラントで歯の溝を埋めておくと
歯質強化になるので、定期的に歯科で受診しましょう
シーラントを歯科でしてもらった後に、知らないう
ちに脱離してしまう場合があります。そういう点でも
定期的に歯科で診てもらえばチェックができます。
★生えかわりの大切な時期
6歳の生えかわり時期は変化が大きい時期です。
6歳臼歯が生える際、むずがゆい、食べ物を噛んで
も歯が当たらない、時期が過ぎても乳歯が抜けない(
晩期残存)や永久歯がなかなか生えてこない(萌出遅延)
他に色々あるのがこの時期です。
そういったことが起きたら早めに受診しましょう。
★生えかわるスペースを乳歯段階で確保
子どもの犬歯は10歳頃に生え替わりますが、下
から出た大人の犬歯が解剖学的に大きいので、すき
まにきれいに収まらず、歯が重なって生えてしまう
ことがあります。(八重歯)この場合は奥側の乳歯を
少し削り、生え替わりのスペースを確保することが
必要です。そして良い位置に生え替わるよう誘導す
ることもあります。(ディスキング)
乳歯は抜け替わる歯なので、スペースのない場合
は、放っておくより永久歯がきれいに生えるように
誘導することで、矯正治療をしなくても歯並びが整
うこともあるので、一度医師と相談して下さいね。
参考文献 現代書林 『0歳からの歯育て』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。