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理事長BLOG

デーモンブラケットについて

2021年10月24日
院長の奥井です。
今回は矯正用ブラケットについてです。

当院では矯正治療を行っております。
最近ではマウスピース矯正がかなり流行しているように感じます。
当院でもマウスピース矯正を行っておりますが、全ての患者様に
対応できるわけではなくブラケットという装置を用いた矯正治療が
やはり主流になっています。

ブラケットとは矯正用の針金を通すための装置で歯に接着させ終了時は
撤去します。下の図がブラケットで赤矢印部分をウイングといいます。

   

画像はプラスティックブラケットです。
当院では金属、プラスティック、セラミック、そしてデーモンブラケットと
使用しております。
当院では現在、金属のみ矯正の料金に含めておりますが他は別途費用がかかります。
金属が最も耐久性に優れますが、審美的に劣ります。
プラスティックは審美的に優れますが、かわりにウイングがすり減りやすく
交換が必要になります。
またすり減った時の交換時に歯に対し、接着力を増すためにリン酸で処理しますので
それで歯が溶けるわけではありませんが、何回も付け直しをすることは避けたいと
思います。


画像はセラミックです。
プラスティックよりは耐久性がありますが、やはり
金属には劣ります。
あとジルコニアのブラケットもありますが費用が高くなります。


そしてデーモンブラケットです。
費用はかかりますが、他のブラケットとの違いは
結紮(けっさつ)といいブラケットと針金を細い針金で
縛るのでなく、シャッターで締める事です。

青矢印が結紮線です。これが曲がってしまい唇に
ささってしまう事があります。
デーモンはそのような事がありません。
また結紮線で縛る時間も必要なく治療時間の短縮が図れます。
さらにしっかりと針金が入るため動きが早いのが特徴です。
デーモンも白いタイプがありますが、やはり耐久性に
劣ります。治療時間の短縮にはデーモンは有効だと思います。

お気軽にご相談下さい。


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