こんにちは、保育士の高梨です。

　今回も３歳から６歳の歯を育てよう！を書いていこ
うと思います。

★歯の溝を虫歯から守る『シーラント』

　『シーラント』とは、フッ素を配合したプラスチッ
ク樹脂で、乳歯や６歳臼歯の溝を埋める処置のことで
す。シーラントで歯の溝を埋めることで歯垢が溜まり
にくくなるため、虫歯になりやすい溝の深い歯の虫歯
リスクを軽減することができます。また歯ブラシで汚
れも落としやすくなります。歯を削ったり、麻酔の注
射をすることもないので、お子様への負担が少ない治
療です。歯育ての虫歯予防では、シーラントはとても
有効な手段です。

★習慣やクセが歯並びを悪くすることも

①‘’お口ポカン‘’のクセを治そう

　お口は閉じることで唇の筋肉が締まり、前歯に適切
な力が加わるため、正しい角度で前歯が育っていきま
す。お口を開けたままでいると、出っ歯になるなどの
不正咬合の原因になります。
　また、鼻の通りが悪く口呼吸する場合も注意する必
要があります。

②うつ伏せ寝や頬杖をついてしまう

　こういう場合も注意が必要です。顔のゆがみや受け
口、出っ歯の原因になります。

③指しゃぶりを止めよう

　こういったクセがあると、まだ軟らかい顎の骨格を
ゆがめてしまいます。

★顎をしっかり育てよう！

①食事中の姿勢

　背筋を伸ばす。
　足は床につく。足をぶらぶらさせない。
　(つかない場合は何か土台を持ってくる)
　肘をついて食べない。

②一口大の大きさの料理を出す

　前歯を使って噛み切る練習をする。

③テレビを見ながらの食事はやめる

　食べ物をしっかり噛む！
　前歯のギザギザが小学校３年生になってもある場合
は噛み合わせや咀嚼に問題があるそうです。


☆毎日のクセが後々響いてきます。今からでも治して
　いきましょう！


参考文献　現代書林　『０歳からの歯育て』



☆当医院では毎週火曜日金曜日９時から
　　　　　　　１６時半まで保育士がおります。　　
　お子様が０歳からお預かりさせて頂きますので
　　　　　　　　　　　ご予約お待ちしております。