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理事長BLOG

室内・外出先の危険ゾーン

2021年3月16日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 赤ちゃん、子どもは好奇心旺盛です。初めて見るも
のに興味を示し、すぐ触ってみたいと思います。室内
・外出先には危険なものがたくさんあります。そこで
事故が起こらないように、保護者は、危険物のチェッ
クを子どもの目線で探すのが必要です。

 今回は室内・外出先での危険ゾーンを抜き出して書
いていこうと思います。

 寝返りやハイハイ以降の動き回る赤ちゃんの目線
は、ハイハイで床から約30センチ、立っちやあんよ
で床から約65センチ。ママもパパも目線を低くして
この高さに映る世界をチェックして事故防止しましょ
う!

 《室内の危険ゾーン》

☆玄関

 →段差でパランスを崩してしまいがち。クッション
  材を敷いたりしてけがをしないような対策をしま
  しょう。

☆トイレ

 →少しの水でも溺れることも。トイレのドアや便座
  の蓋は毎回閉めましょう。

☆お風呂・洗濯槽

 →死亡事故に繋がる危険な場所。鍵を付けたり、浴
  槽に水を残さないようにする。洗濯槽は必ず蓋を
  閉めておき、水を残さないようにする。

☆階段

 →転落事故が多い場所。階段に侵入できないように
  柵を付ける。

☆ドアの開閉

 →赤ちゃんが後を追ってきているのに気づかず、蝶
  番部分で挟まれることがあるので要注意。

☆ベランダ

 →ベランダの出入口に必ず鍵をかける。
  ベランダ付近には踏み台などになりそうな物を置
  かないようにする。

☆キッチン

 ★ガス台・卓上コンロ

 →やけどに注意。鍋の柄は手前でなく向こう側にす
  るなど、手が届かない工夫をする。

 ★刃物類

 →危ないものが多い台所には、入れないように仕切
  りを付けたり、扉にストッパーを付けたりし、万
  全な予防策を。


☆ダイニング・リビング

 ★テーブルクロス

 →引っ張ってテーブルクロスの上の物が落ちてき
  て、けがややけどをすることが。危険な時期は
  使わないのがいちばん。

 ★ソファー・いす

 →落ちた時ぶつかると危ないものは移動させて。転
  落を防ぐため、よじのぼっている時はそばで見守
  りましょう。

 ★ローテーブル

 →転倒した時、テーブルの角に頭をぶつけたりする
  ことが。スポンジなどで角を覆っておくと安心。

 ★コンセント

 →穴に金属製の物を入れると感電する恐れがありま
  す穴を隠したり、ガードグッズを利用します。

 《外出先の危険ゾーン》

☆乗り物

 →乗降時にベビーカーの車輪が電車の扉に挟まれる
  事故が起きています。電車もバスも、乗り降りす
  る時は、十分注意する。

☆実家

 →通常赤ちゃんがいない家なので、誤飲ややけどの
  心配があるものが手の届く場所に置いていること
  も。片づけて、目の届かない所に置く。

☆ホテル

 →まず部屋に入ったら、赤ちゃんの同じ目線になっ
  てチェック。段差で転んだり、ベッドやソファー
  テラスからの転落に注意。

★まだまだ家や外出先で危険な箇所がたくさんありま
 すこの時期は目が離せないので、ご家族は大変と思
 いますが、事故がおきてからでは遅いので、早め早
 めの対策をしましょうね!

参考文献 Gakken 
          『赤ちゃんと子どもの病気とホームケア』



☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
   16時半まで保育士がおります。   
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
   ご予約お待ちしております!



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