今回はCADCAMインレーの破折について説明したいと思います。
CADCAMインレーとはプラスチックの素材にセラミックを若干混ぜたもので
保険適応の部分的な被せ物になります。
CADCAMインレーが保険適応になってから3年が経ちますが、従来あった
銀のインレーに比べ、アレルギーの心配がない、接着性が高く虫歯になりにくい
見た目も金属でないというメリットがある反面、変色する、割れやすい
また適合が良くないというデメリットもあります。

画像はCADインレーの割れたものになります。
CADインレーを入れて割れた場合には、再度CADインレーを
行うことはお勧めしません。
理想的なのは自費診療になりますがセラミック系の被せ物に
変える事ですがレジンという樹脂で一時的に修正することも
可能です。

レジンで修正した状態です。
このようにCADインレーは安価で金属を使わない治療が
行える反面、かけやすいという問題も残っています。
この記事は院長が投稿しました。
プロフィール
医療法人爽誉会おくい歯科 院長 奥井英幹
1999年より名古屋市北区で開業しております。
骨造成を含むインプラント治療 ワイヤー装置を用いた
全顎矯正治療に歯周再生療法 小児矯正と幅広く診療
しております。またスタッフ採用、教育にも力を入れ
十分な体制でのチーム医療を提供できるように
院内スタッフと診療にあたっています。
地域で一番の診療所を目指しております。














