院長の奥井です。
今回は残根(ざんこん)またはC4 根っこだけになった虫歯について
説明したいと思います。
学校の歯科検診で歯科医師がC1とかC2とか言っているのを
聞いた事があるのではないでしょうか?
虫歯のことをカリエスといいますのでその頭文字のCを使い虫歯が
軽いものからC1 C2 C3 C4と呼びます。
C1はエナメル質の範囲内の虫歯で経過観察する状態です。
C2は虫歯が象牙質まで進行し虫歯菌に汚染された歯を削って治療
しないといけません。
C3は歯髄(神経)まで虫歯が進行した虫歯で神経を取る治療が
必要となります。
そしてC4は虫歯が進行し根っこだけになってしまい抜歯をしないと
いけない虫歯になります。
画像がC4になります。
根っこしか残っておらずしかも周りは黒く虫歯菌で汚染されています。
このような場合は通常抜歯をお勧めいたします。
中に膿をもっている場合などは疲労した時など免疫が落ちた場合に
腫れてくることもあります。
しかし全身的なご病気で抜歯行為がかなりお体に負担がかかる場合は
残根のままにすることもあります。
詳しくはご相談下さい。