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理事長BLOG

子どもの食事の栄養について② DHA・鉄・発酵食品

2023年7月18日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回も子どもの食事の栄養について書いていきます
前回は、①たんぱく質と②カルシウムでしたが、今回
は③DHA・④鉄・⑤発酵食品です。これらの5つを意
識して摂取することが大切になってきます。

③DHA

 脳をつくります。さば、さんま、ぶり、鮭、しらす
干しなど

 魚だけが全ての人の脳にDHAを供給できます。魚を
食べると頭が良くなるというのはホントです。DHA
(ドコサヘキサエン酸)は、魚の脂に多く含まれる必須
脂肪酸です。DHAは、脳の神経細胞の主な成分とな
って、神経伝達をスムーズに行い、記憶や学習などの
脳の働きを高めてくれます。

 ツナ缶や鯖缶、ちりめんじゃこなど日もちするもの
でもDHAは含まれています。毎日少しでもプラスし
たいものです。

※妊婦さんや乳幼児の場合、魚に含まれるメチル水銀
 は体内蓄積が心配されます。大きな魚(まぐろ、かじ
 き、キンメダイなど)は、水銀濃度が高いです。なの
 で、小さな魚(さんま、いわし、さば、鮭など)がお
 ススメです。

妊娠中にDHAを摂るなら、青魚にお任せ! | 高齢出産ナビ

④鉄

 血液をつくります。牛もも赤身肉、豚ひれ肉、まぐ
ろ、あさり、卵など

 全身の細胞に酸素を送り届ける重要な役割をします

 鉄分が不足するとヘモグロビンがうまくつくれなく
なり、酸素をうまく運べなくなってしまいます。

 また、不足により、「疲れやすい」「だるい」「集
中力がない」などの症状があり、背景に貧血がある可
能性もあります。

 離乳食で鉄をきちんととっていなかった場合、「鉄
欠乏性貧血」になるケースが多いです。

 よく泣く、落ち着きがない、言語能力や認知能力が
低いなどの発達の遅れは、鉄欠乏の可能性があるので
すが、それに気づかないまま大きくなることもありま
す。

☆赤身の肉や魚などのヘム鉄(動物性食品)を意識して
 とることが大切です。

☆ヘム鉄が多い食品
 かつお、まぐろ、レバー、豚ひれ肉、牛もも赤身肉

 ヘム鉄は、体への吸収率が高く、タンニンの影響を
受けません。

★非ヘム鉄
 ひじき、ほうれん草、納豆、豆腐、プルーンなど

 食後の30分以内にタンニンを多く含むコーヒー、
紅茶などを飲むと非ヘム鉄の吸収が阻害される可能
性があります。

ソース画像を表示

⑤発酵食品

 腸を整えます。納豆、みそ、ヨーグルト、キムチ、
漬け物など

 腸内環境をよくすることは、免疫力を高めて感染症
や病気を防いだり、肥満になりにくい体質に変えてく
れます。

 できるだけ多種多様な菌を増やす方が腸内環境がよ
くなり、獲得菌も多い方が良いそうです。

☆乳酸菌など、体に有効な菌が含まれる発酵食品を1
 日1つは食べましょう。

 善玉菌のエサになるのは炭水化物です。主食を抜か
ないようにしましょう。

大腸をキレイにする8つの方法:大腸の汚れはあらゆる病気の引き金に! | 本気モードのアンチエイジング
参考文献 主婦の友社
       『成功する子は食べ物が9割』

☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
           ご予約お待ちしております。

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