院長の奥井です。今回は前回の続きで上顎臼歯(上あご奥歯)の
インプラント手術の注意点について2として説明したいと思います。
上顎臼歯のインプラント手術についての注意は前回説明させて
いただいた通りですが、上顎洞(副鼻腔)までの骨の量が少ない
場合はどうすればいいでしょうか。
その場合は上顎洞を持ち上げるという処置が必要になります。
上顎洞には上顎洞粘膜という膜があります。その膜を持ち上げて
インプラントを埋入する事になります。それをサイナスリフト
と言います。
サイナスリフトにはラテラル(横から)アプローチと
クレスタル(上から)アプローチとあります。
クレスタルアプローチは1〜3mmほど上げる場合に
行います。またラテラルアプローチはさらに上げないと
いけない場合に行います。インプラントの長さは最近は5mmから
あります。ただ当院が現在用いていますインプラントは一番
短いもので8mmですので骨が5mm以上存在している場合は
クレスタルアプローチを用います。

クレスタルアプローチを行ったインプラント埋入の
C T画像です。赤点部分が元の上顎洞粘膜部で、機材を用いて
赤線部分まで持ち上げてからインプラントを埋入しています。
インプラントの上の薄く白いものは人工骨になります。
最近ではこの人工骨も用いない様に考え方がシフトして
きています。
この様に上顎奥歯で骨が少なくてもインプラント手術は可能です。
お気軽にご相談下さい。
この記事は院長が投稿しました。
プロフィール
医療法人爽誉会おくい歯科 院長 奥井英幹
1999年より名古屋市北区で開業しております。
骨造成を含むインプラント治療 ワイヤー装置を用いた
全顎矯正治療に歯周再生療法 小児矯正と幅広く診療
しております。またスタッフ採用、教育にも力を入れ
十分な体制でのチーム医療を提供できるように
院内スタッフと診療にあたっています。
地域で一番の診療所を目指しております。














