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理事長BLOG

子育てのどうして⑨ うちの子は喋るのが遅いけど大丈夫かしら?

2022年11月4日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 ママの悩みでなかなか喋ってくれない小さなお子様
はけっこういらっしゃいます。言葉を発するタイミン
グは個人差があります。

《喋る段階》

①人の言っている言葉が分かる

②頭に言葉をためておく

③言葉を話せる

 ポイントは、ママやパパ、色々な人からの言葉の働
きかけが大切になってきます。

 小さなことでも色々と話してあげましょう。

 親の言葉を理解するのは比較的早いですが、話せる
ようになるには、発声器官が発達し、言葉がある程度
頭にたまってからになります。

 個人差がありますが、早くて8カ月のお子さんもい
れば、2歳過ぎても出ないお子さんもいます。

 大事なことは、ママが言った事を理解しているかど
うかです。遅くても必ず喋るようになるので焦る必要
はありません。

 性格や環境の違いがあります。個人差があるので、
遅くても大丈夫です。

《言葉の発達を促すポイント》

①積極的に話してあげましょう。

 乳幼児は耳から聞いた言葉を学習するので積極的に
お子さんに喋りかけてあげましょう。
 例えば、車が来た時は、「くるまきたね!」と声を
かけたり、きれいなお花が咲いていたら「お花きれい
ね!」とお話してあげましょう。
 
 話し方は、やや高めの声でゆっくり抑揚をつけて話
すことが良いとされます。(マザリーズと言われます)
 1歳半になった時、マザリーズの声で話しかけてき
た場合とそうでない場合に比べて、約2倍の言葉を話
したという研究結果も報告されているようです。

②絵本の読み聞かせをしてあげましょう。

 マザリーズを意識して読んであげると、リラックス
させることができます。絵本からの語彙力や言語力は
つきやすいので積極的に毎日読み聞かせをしてあげま
しょう。

③相づちをうってあげましょう。

 大人もそうですが、相手が相づちを打ってくれると
お喋りしやすく会話もしやすく、嬉しくなりますよね
 それと同じで、子どもが話しかけてきてくれたら、
その意味が分からなくても、「うんうんそうだね」と
うってあげて、話をしやすくしてあげましょう。

④親が先回りをして話さないようにしましょう。

 子どもが箱を指さししているだけで、大人が先回り
をして物を出してしまわないようにしましょう。
 そういう場合は「どうしてほしいのかな?」と問い
かけて、お話するように促してあげましょう。
 それがたとえ上手に話すことができない場合は、
「ちょうだいといってごらん」と教えてあげてくださ
いね。初めは理解できないことも少しずつできるよう
になっていきます。たとえ言い方を間違えたとしても
直してあげることなく、ママがもう一度いってあげる
方が傷つかなくて済みます。

参考文献 東京書籍
     『子育てのどうして』

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☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
         ご予約お待ちしております。 

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