こんにちは、保育士の高梨です。
今回は離乳食について書いていこうと思います。
★離乳食を嫌がる
離乳食をあげると、口から吐き出してしまうことが
あります。
離乳食は始めるタイミングがあります。
①首がしっかりしている
②支えてあげると座れる
③食べ物に興味を示す
④スプーンなどを入れても嫌がらない
これらのことができていたら始めましょう!
☆それでも嫌がることは他にも考えられます
舌や顎の動かし方の発達に伴って、食べることので
きる固さが変わってきます。そのため、食べる機能の
育ちと食べ物の固さがずれていると離乳食を嫌がるこ
とがあります。
保護者は、調理した離乳食を子どもに食べさせる前
に自身の舌を使って試食するするようにしましょう。
また、子どもが食べている時の口元の動きを観察し、
発達とそれに合った離乳食の固さを知り、また離乳食
を作りましょう。
★離乳食の固さ
☆生後5、6カ月
舌触りの滑らかなものから始め、慣れてきたら粒を
感じるものまで
口元を観察⇒スプーンを上下の唇でパクっと挟む下
唇が上唇の内側に入る
☆生後7~8カ月
舌だけですぐにつぶせる固さ
スプーンのせで抵抗なくつぶれる
口元を観察⇒閉じた上下口唇が左右対称に横に引か
れる
下顎は単純上下運動、顔や口元は左右
対称
☆生後9~11カ月
舌でギュギュと何度も口蓋に押しつけるか、軽く噛
んでまとまる固さ
スプーンの背で簡単につぶれないが、親指と人差し
指でギュッとつぶせる固さ
口元を観察⇒閉じた上下口唇は左右非対称に動き下
顎が側方運動、顔や口元は左右非対称
手づかみ食べは自食のスタートです。テーブルが汚
れたり床が汚れたりしますが、手の経験だけでなく手
と口の動きの連動を学習するためにも必要なので手づ
かみ食べをさせてあげましょう。
参考文献 医歯薬出版株式会社
『診療室からはじめる口腔機能への
アプローチ』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。