こんにちは、保育士の高梨です。
今回は乳幼児(1歳児)との会話の仕方を書いていこう
と思います。
☆1歳児
《一人で歩くことが出来るようになり、
興味で探索する時期》
親しい人に簡単な言葉で要求や思いを伝えることが
出来るようになるが、あまり知らない人には人見知り
をするようになる。ティッシュボックスのティッシュ
を引っ張ったりして同じ動作を繰り返しするようにな
る。
★一緒に食卓を囲みましょう
食事の時は大人と一緒に食卓を囲み、楽しい雰囲気
を作りましょう。「このスープは美味しいね」や「も
ぐもぐ良く噛んでおりこうさんだね」など言葉かけを
しましょう。できるだけ注意したり叱ったりせず、食
事は楽しい!と思うようにさせてあげましょう。
★言葉は聞いて覚える
子どもが間違って言葉を言った時、訂正したくなり
ますが、そこで注意をすると子どもの言葉を獲得する
意欲を損なう可能性があります。あえて間違いは訂正
せず、その言葉を繰り返してあげましょう。何度も聞
いているうちに自分で気づき段々直っていきます。
例えば、子どもが「おさよう」と言ったとしても、
保育者とお母さんが朝のあいさつで、「おはようござ
います」と毎日聞いていることで、自分で直すことが
出来るようになります。
★探索行動は積極的にやらせてあげましょう
1歳児は好奇心が旺盛です。今までねんねで視野が
狭くなっていたのが、歩くことにより行動範囲が広が
り興味で探索をしたくなる時期です。
お外で見つけたダンゴムシに興味が湧いたら、「お
もしろい生き物を見つけたね」「変な動きするね」な
ど会話が生まれます。色々なものを見つけて名前を言
ってあげ、一緒に共感することで、子どもは嬉しい気
持ちになります。一緒に喜びを分かち合いましょう!
★子どもが言った言葉に少し足して会話を広げる
1歳を過ぎるころから、片言でおしゃべりができる
ようになります。
食事の時に子どもが「マンマ」と言ったら、「マン
マおいしいね」と簡単な言葉を繋げてあげましょう。
語彙が広がります。
☆色々な言葉をかけてあげて会話を楽しみましょう!
参考文献 黎明書房
『発達段階をふまえた乳幼児との会話法』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。