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理事長BLOG

乳幼児の「歯と口の成長発達に応じた食べ方」⑤1歳6カ月から3歳頃 幼児期前半

2021年5月11日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回も乳幼児の「歯と口の成長発達に応じた食べ
方」について書いていこうと思います。

 《1歳6カ月~3歳頃 幼児期前半
             (歯を使って食べる)》

 この頃は乳歯が20本と生えそろう時期です。
食事の形態も軟食から幼児食へと変わります。
2歳6カ月頃から乳歯列が完成しますが、噛む力は
まだ弱く、分厚い肉や生レタスなどは十分に噛めな
いため、食べ物を細かく切るなど工夫が必要です。

 ☆ポイント

①1歳6カ月児では、自分でしっかりコップを持っ
 て飲むことは難しい時期ですが、今後乳歯列が完
 成することで下顎が安定し、また手指の機能が伴
 ってくると飲みやすくなります。

②マグマグのストローはとても便利ですが、口腔機
 能発達面からすると、コップ飲みが重要です。
  できるだけコップを使って飲みましょう。

③食べにくい形態の食べ物は、水分を足したり、と
 ろみをつけたり、食べやすい食品に混ぜたりして
 工夫をしましょう。

④上手く噛めないことがあったら、まだ乳歯列完成
 前と思われますので、現在歯での咀嚼が可能な食
 形態か確認してみましょう。

⑤飲み込めないものがあったら、まだ食形態に無理
 がある場合もあります。口の中の状況、口腔機能
 発達と食形態の不一致もあるので確認してみまし
 ょう。

⑥遊び食べがあったら、食事時間を30分くらいで
 区切りをつけてみることも行い、あまり食べきれ
 なかった時は、次の食事で頑張ってみるのも良い
 でしょう。
  他に意識が向かないような環境作りをしましょ
 う。
  食形態に無理があり、負荷がかかり過ぎている
 場合は、食べやすいように、食内容を検討してみ
 ましょう。

参考文献 知多半島5市5町保健所作成
      『乳幼児の口腔機能支援ハンドブック』

幼児 食事 イラスト無料 に対する画像結果
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
     16時半まで保育士がおります。   
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
      ご予約お待ちしております。

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