こんにちは、保育士の高梨です。
今回は3歳から6歳の『歯育て』について書いてい
きます。
《歯科と家庭で虫歯を予防しよう》
3歳を過ぎると『チェックアップ』が大切な時期に
なってくるそうです。チェックアップとは、歯科で歯
だけでなく口腔内全体を診察してもらうことです。
虫歯があるかどうかではなく、口腔内の健康を維持
できる状態にあるかをあらゆる角度から診察してもら
うことが必要になってきます。
信頼できる歯科で定期的に行うことで、お子さんの
歯は良い状態に保たれます。
もちろん、家庭で日ごろのハミガキ習慣も忘れずに
行いましょう!
《まだまだ仕上げ磨きは必要です》
前回で、3歳までにハミガキ習慣を完成させましょ
う!と書いていましたが、その時も仕上げ磨きの大切
さを書きましたが、まだまだママやパパが仕上げ磨き
をしてあげてくださいね。
4、5歳になると臼歯がしっかり生えてきて強く噛
めるようになります。歯と歯の間に食べ物のカスも入
りやすくなってしまい、ハブラシが届きにくく(特に
奥歯)虫歯になりやすいです。食べ物のカスをかき出す
ように磨くと良いです。
フロスも使いましょう!
お子さんが自分でハミガキを綺麗に磨けるのはなか
なか難しいです。必ず夜寝る前は仕上げ磨きをしてあ
げましょう。
《フッ素の大切さ》
①再石灰化の促進
唾液による歯の修復が進む
②歯質の強化
歯を強くして虫歯になりにくくする
③虫歯菌の酸を弱める
菌が酸を出す力を弱める
※フッ素にはこの3つの作用があります。
フッ素は、地球の岩や土、河川などにも含まれる天
然ミネラル成分の1つで海産物や農作物にも含まれて
います。
ご家庭でフッ素入り歯磨き粉を使ったり、歯科でフ
ッ素を塗布してもらったりすることが大切です。
お子さんには歯磨き粉をつけないで自分でハミガキ
をしてしっかり口をゆすぎ、ママやパパが仕上げ磨き
をしてあげる時は、フッ素入りの歯磨き粉でハミガキ
をすることが良いと思います。そして口をゆすぐとき
はなるべく少量の水で口をゆすぎましょう。
せっかくフッ素入りの歯磨き粉を付けて洗い流して
しまったらもったいないです。毎日のハミガキ習慣は
大切です!
参考文献 現代書林 『0歳からの歯育て』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。