院長の奥井です。
今回はパラタルバー　入れ歯の各名称について
説明したいと思います。

入れ歯は専門用語では義歯と言います。
また義歯の各部分にはそれぞれ名称がついています。

まずよく見かける歯を引っ掛ける針金をクラスプと
呼んでいます。

またこのように入れ歯の欠損部が左右にまたがる場合に
この場合は入れ歯の歯茎部分（この歯茎部分を義歯床と呼んでいます）
で連結しているものを床タイプと言います。

そして左右の欠損部分を針金で連結しているその針金を
パラタルバーと言います。ちなみにパラタルバーは
上の場合で下の場合はリンガルバーと呼ばれます。

バーの利点は床タイプに比べ面積が少ないのは違和感が
少ない利点があります。しかし面積が小さい分、多くの歯を
失った場合はバーは使えません。
歯が抜けて入れ歯の歯（人工歯と言います）を追加する場合も
不向きです。

バーと床タイプと失った歯の本数はお口の中の状態により
使い分けされます。入れ歯の様々な名称を知っていただけると
嬉しく思います。