こんにちは、保育士の高梨です。
今回は脂質について書いていきます。
炭水化物は脳を動かす重要なエネルギー源です。乳
幼児は、1日に必要なエネルギー量の約50%~60
%(大人は約20%)を炭水化物からとり入れています
炭水化物は、消化吸収されてブドウ糖に分解され、
全身をめぐり、体温を保ったり、脳や身体を動かすエ
ネルギー源となります。乳幼児には脳の発育に欠かせ
ない栄養素です。
子どもに食べさせる時は、食べ合わせや食べる順番
に気を付けないといけません。
《ご飯を食べる順番》
①野菜、キノコ、海藻などの食物繊維が入っているも
のから食べます。食物繊維は血糖値の上昇を緩やか
にしてくれます。
②次は肉や魚、大豆などのたんぱく質をとりましょう
子どもの発育・発達に欠かせない重要な栄養素です
③最後に炭水化物をとりましょう。脳や身体に効率よ
くエネルギーを供給することができます。
最近は糖質オフの商品が多く出回っています。子ど
もは糖質制限をする必要はありません。成長期で糖質
制限をしてしまうと、体力が維持できず、脳のエネル
ギー源が不足して集中力が低下してしまいます。
脳は炭水化物が唯一のエネルギー源で、炭水化物は
蓄えができないため、毎日の食事で摂らないといけま
せん。糖質制限が必要なのは、成長期の子どもが炭水
化物を摂り過ぎて肥満になってしまった時です。
肥満になると生活習慣病に繋がるおそれがあります。
※主食は、玄米や雑穀米もありますが、乳幼児はまだ
消化吸収が未熟なので、与えないようにしましょう。
参考文献 主婦の友社
『はじめてママ&パパのしつけと育脳』
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