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理事長BLOG

食育について④ 和食の良いところは何があるの?

2023年2月7日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 平成25年に和食がユネスコ無形文化遺産に登録さ
れました。和食は、登録以前から海外から注目されて
いました。食材に過剰に手を加えなくても食材を生か
す調理がなされたり、だしのうま味、発酵食品、四季
を生かした盛り付けの美しさがあります。

 和食の良さはとりわけだしのうまさが生かされてい
るので油を多く引いたり濃い味付けにしなくても美味
しい!と感じます。

 だしのうまさがあれば薄味にして赤ちゃんから食べ
られます。

《和食の王様、魚と大豆を取ろう!》

①魚はどうして体に良いの?

 肉類の脂質には、摂り過ぎると動脈硬化に通じると
考えられている飽和脂肪酸が多いです。摂り過ぎには
注意したいです。

 それに対して魚類は、不飽和脂肪酸が多く、動脈硬
化や高血圧を予防し、血糖値や血中コレステロール値
を下げる効果があります。また脳にいい刺激を与える
脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)も含まれていま
す。
 1日1食は魚料理の主食があると良いです。

②大豆はどうして体に良いの?

 大豆はたんぱく質がたっぷり入っています。優れて
いるところは、他の豆類にはない良質なたんぱく質で
す。日本食は、納豆、高野豆腐、きな粉、湯葉など色
々あります。調味料になっている味噌、醤油も大豆か
らなります。

 大豆のたんぱく質は、100g中16グラムで肉と
たんぱく質の量は同じぐらいですが、脂質が9グラム
なので少なめです。

《旬の物を食べるとどう良いの?》

 よく旬の物を食べましょう!と聞きます。

 旬とは、その野菜の果実、魚などが自然と自分の力
で、最も育ちやすい季節に1年で一番美味しくなった
時期の物です。さらに沢山収穫できるので、安く手に
入ります。そして、その生物が持っている本来の生命
力を保つために栄養を沢山蓄えています。

 例えばほうれん草は冬が旬です。ビタミンC含有量
は、夏に比べて3倍あります。
 ブロッコリーは春と秋が旬です。カロテンは夏の2
~3倍、ビタミンCも2倍近くあります。

 旬の食材を頭に入れてスーパーで買い物をすると役
に立ちます。


《冬の旬の食材は何?》


①白菜 栄養はビタミン、ビタミン、βカロテン、葉
    酸などが含まれます。

②大根 ジアスターゼなどの消化を助ける酵素が豊
    富です。ジアスターゼは熱に弱いので、よ
    り効果を高めるなら、大根おろしが良いで
    しょう。

③ほうれん草
    
    鉄分やβカロテンが豊富で、鉄分の吸収を
    助けるビタミンCも含まれています。生で
    食べられるサラダほうれん草も良いでしょ
    う。

④長ネギ
 
    長ネギに含まれる硫化アリルには、ビタミ
    ンB1の吸収をサポートする働きがあるの
    で、豚肉などの食材と相性が良いです。
   
⑤かぶ 葉の部分も栄養が豊富です。根の部分には
    たんぱく質の消化をサポートするアミラー
    ゼといった消化酵素が含まれます。歯の部
    分は鉄やβカロテン、ビタミンが豊富です。

☆まだまだ沢山の旬の食材はあります。是非、摂取
 してくださいね!

 
参考文献 1万年堂出版 
     『子育てハッピーアドバイス 食育』

冬に旬の野菜・くだもの イラスト | イラスト, 旬の野菜, くだもの


☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
         ご予約お待ちしております。

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