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理事長BLOG

虫歯について

2021年7月27日

 こんにちは、保育士の高梨です。
 今回は、虫歯について書いていこうと思います。

 《虫歯はどうしてできるの?》

 歯の表面のエナメル質が酸に溶けて虫歯が始まりま
す。
 口の中には、さまざまな菌が住みついていますが、
虫歯菌もその1つです。食べかすの糖分を分解してネ
バネバした物質を作ります。これが歯垢(プラーク)と
いわれるもので、歯の表面にはりつき、これを歯みが
きしないでおくと酸を作り歯の表面を溶かします。
 これが虫歯の始まりです。虫歯のごく初期は歯の表
面が白く濁る程度で虫歯とは容易に気づきません。

 《虫歯の進行》

★Co

 虫歯の初期で歯の表面がザラザラした感じになり、
白く濁った状態です。

 治療

→特に治療はせずフッ素の塗布や歯みがきが中心です

★C1

 歯の表面のエナメル質が酸によって溶け出します。

 治療

→乳歯の場合は、虫歯の進行を抑える薬を塗ります。
 永久歯の場合は、歯みがきの徹底で進行を抑えます

★C2

 歯が溶けて象牙質まで及びます。
 水やお湯がしみます。

 治療

→悪い部分を取り除く治療を行います。

★C3

 虫歯が歯髄まで進み、大きな穴が開きます。
 歯がズキズキ痛みます。

 治療

→乳歯の場合は、炎症部分を取り除き、歯髄を残しま
 す。
 永久歯の場合は、歯髄を取り除きます。

★C4

 根だけを残し歯がほとんど溶けてしまった状態です。

 治療

→乳歯の場合は、抜いてほげき装置を入れるなどの治
 療をします。
 ※ほげき装置⇒歯が生えてこれるようにスペース
        (隙間)を保ってあげる装置の事

《虫歯ができるには4つの条件が必要》

 甘い物を食べただけでは虫歯になりません。そこに
時間の経過や虫歯菌の働き、歯の質や形などといった
ほかの要素が加わることによって、虫歯になります。

 口の中では絶えずだ液が分泌されて汚れを洗い流し
ているので、歯垢が作られる食後8時間以内に正しい
歯みがきをすれば、虫歯を防ぐことが可能です。

 《はみがきのポイント》

①歯みがきは回数よりも正確に磨けるか

②その日の汚れはその日に落とす

③1日1回はていねいに歯みがきをする

 《虫歯になりやすい食べ物と飲み物》

炭酸飲料、市販のジュース、チューブアイス
チョコクッキー、ヨーグルト、チョコレート
乳酸飲料、キャラメル、飴、ウエハース

 《虫歯になりにくい食べ物》
※虫歯にならないわけではないです。

おにぎり、野菜、果物、豆類、プリン、ゼリー
無糖ヨーグルト、せんべい、ポテトチップス

 《虫歯になりやすい歯をチェックしよう》

 汚れが溜まりやすい場所は、歯のつけ根、歯と歯の
間、奥歯などで、特に奥歯の後ろ側は歯ブラシが届き
にくいので意識して磨きましょう。

 2~3歳頃の乳歯は乳歯の奥歯が生える時期で生え
始めは背が低く見えにくいので虫歯になりやすいです

 5~6歳頃に生える6歳臼歯といわれる奥歯も、生
えてきたことに気づきにくいので注意しましょう。

※乳幼児はまだ一人でしっかりと磨けません。
 必ず保護者が仕上げ磨きをしてあげてくださいね。

※毎日の歯みがきは大切です。しっかりと磨いたつも
 りでも磨き残しがあるかもしれません。

※定期的に歯医者さんで検診を受けましょう☆彡

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☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
           ご予約お待ちしております。

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