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理事長BLOG

頬面溝って何?

2020年6月15日
虫歯になりやすい場所で頬面溝があります。 ところで頬面溝って何?と思われると思います。 頬面溝は「きょうめんこう」と読みます。 下の奥歯の外側の溝の事を言います。 上の写真のちょうど細い針が刺さっている場所です。 奥歯には溝があります。 歯の尖った部分と溝は噛み合うようになっており、 溝は食べ物をそこに止めて流れやすくするためにあります。 しかし頬面溝は奥歯の外側に存在し、特に6歳臼歯が生えたばかりの頃は頬が邪魔して歯ブラシが当てにくいのです。 当院では写真の様な細い針を使って診断しています。 虫歯の特徴ですが表面のエナメル質は硬く虫歯菌の出す酸に 溶けにくいのですが、一度溶けると中の象牙質はエナメル質より柔らかいので一気に溶けてしまい「アリの巣」の様な現象が起きてしまうのです。 ですからお父さんお母さんには仕上げ磨きをしてあげるときに、頬を引っ張っていただいて頬面溝に歯ブラシが当たっているのを確認していただけると嬉しいです。

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