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理事長BLOG

歯周病治療を継続して通院する事の重要性について

2024年6月23日
院長の奥井です。
今回は歯周病治療を継続して通院する事の重要性について
説明したいと思います。

歯周病とは歯周病菌が毒素を出し歯を支える歯槽骨という骨を溶かし
歯がグラグラになって抜けてしまう病気です。
歯周病菌は歯石につきますので歯石を取ることも大切ですし、また歯垢の
中にも歯周病菌は存在しますので、歯垢をつきにくくする歯磨きを頑張る
ことも大切です。
そのためにはブラッシング指導や歯石除去を行う衛生士の役割は大きく
歯周病治療は衛生士にかかっていると言っても過言ではありません。


画像は初診時の状態で、特に下の前歯に多く歯石がつき
真ん中の歯は歯槽骨が吸収し歯茎が下がっています。


ブラッシング指導、歯石除去などを行い2ヶ月の状態です。
歯石が取れ歯茎の状態が改善しています。


しかし来院が途絶え2年半後の状態です。
再び下の前歯に歯石がついています。
モチベーションをし直し歯周病治療に取り組みました。


そこから5ヶ月後の状態です。
かなり歯茎の状態も改善し、定期的な通院も
継続されたため綺麗な状態が維持されています。


初診時から5年後の状態です。
特に下の前歯の歯茎がとても良い状態で維持されています。

歯周病治療は患者様のブラッシングや生活習慣、また通院の
継続性がとても大切です。
患者様がセルフケアを頑張られ通院を継続されることで進行を
防ぐことができると言えるでしょう。

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