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理事長BLOG

偏食について クラス担任の先生に向けて話すポイント

2024年4月16日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回も偏食について書いていきます。新学期が始ま
り担任の先生と話す機会があると思います。そこで給
食の時間が不安なお子さんは、まず担任の先生に相談
すると良いです。

 新年度は「家庭調査票」や面談の時に話す機会があ
ります。

《先生と話すポイント》

1.食べられない理由を伝える

 ・元々体が小さく小食

 ・口腔機能の発達が遅く咀嚼や嚥下が難し

 ・苦手な食材がある

※これらを伝えることにより子どものワガママと誤認
 されないよう、偏食の理由を伝えられます

2.家庭でしている工夫を伝える

 ・苦手なものでも食卓に並べるようにしている

 ・間食の食べすぎに注意している

 ・食べるために調理の工夫をしている

※それらを伝えることにより子どもの偏食を放置して
 いるわけではなく、また学校に任せたいわけででは
 ないことが伝わります。

3.本人の気持ちを伝える

 「食べなさい」などのプレッシャーを与えると子ど
もに食欲がなくなる!と言っていたことを伝えると良
いです。

4.お願いではなくお助け情報として伝える

 担任の先生もそのお子さんだけを見ているわけでは
ないので、「こうしてください!」と一方的に伝えて
は先生も大変です。先生とVSではなく、同じゴール
を目指すチームとしてやんわりと伝えることが大切で
す。

《食べられない子と向き合うときに大事なこと》

1.話す

 周りの人から子どもの偏食は「あなたの責任よ」と
言われるかもしれません。もし言われたら、「子ども
が食べられないのは、ワガママや甘えではなく理由が
あり、適切な対応法を少しずつ実践しています」とい
うことを伝えましょう。

2.かわす

 話しても伝わらない場合は、相手の言葉を受けず、
適当な相槌をうつなどしてやり過ごしたり、かわすよ
うにしましょう。

3.離れる

 おばあちゃん、おじいちゃんなどが勝手に子どもに
お菓子をあげたりして、間食が続いてしまったら今ま
でママやパパが偏食のことを頑張ってきたことが水の
泡になってしまうことがあります。

 その相手と関わるのが苦痛になってしまったらしば
らくその人と会わないようにするのも対応の一つです

 一緒に住む家族だと難しいことがありますが、離れ
られる相手であれば、一定期間距離を置くのも良いで
す。

参考文献 青春出版社
     『子どもも親もラクになる偏食の教科書』

糖尿病の食事療法について

☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
           ご予約お待ちしております。

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