こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、赤ちゃんからのしつけとそのほめ方、叱り
方について書いていきます。
1歳までの赤ちゃんはまだ言葉が分からないのでし
つけは必要ないかと思われますが、繰り返しの言葉に
よって徐々に伝わってくるので、根気よくほめたり注
意したりすることが大事です。
☆年齢別のしつけ方法
0~1歳
※根気よく繰り返し言ってしつけます。
2歳
※簡単な言葉を理解するようになるので短い言葉で教
えて、出来たら褒めます。
3歳
※自分でやりたい時期なので、ママやパパは時間に余
裕もって行動してあげましょう。ボタンのとめるこ
とや靴を履いたり脱いだりすることもさせてあげま
しょう。
《赤ちゃんの心が育つしつけのポイント》
①できたら褒める、失敗したら励まして抱きしめる
赤ちゃんは言葉が分からないので態度で示してあ
げることが大切になってきます。できたことに対し
て頭をなでなでしながら褒めてあげ、失敗したら励
ましながら抱きしめてあげてくださいね。
②ママやパパが気持ちの余裕を持つ
赤ちゃんはまだ行動がゆっくりです。時間と心に
余裕を持つことが大切になってきます。この時間ま
でにさせないと!と思っているとママやパパはイラ
イラした行動が、赤ちゃんにも伝わってしまい、し
つけには良くないです。
③自分でやらせる
例えば子どもが食事を自分で食べたがっている時
は、自分で食べるようにしましょう。
床が汚くなってしまいますが、その前に新聞紙を
食事前に敷いたりして、対策をしましょう。途中で
ママやパパが手伝ってしまうことはよくありません
④呼びかける
赤ちゃんがしていることを黙って見ていたり、家
事をすることなく言葉で応援してあげましょう。
言葉が分からなくてもママやパパの応援は赤ちゃ
んをやる気にさせます。
《褒め方》
①ママ、パパの笑顔は赤ちゃんに伝わります。頭に優
しくなでてあげたり、少しでも自分でできたことが
あれば褒めてあげましょう。
②赤ちゃんは自分の行動でママやパパが嬉しそうにし
ていると赤ちゃんも褒められたことが分かり、嬉し
くなります。赤ちゃんに自信をつけてあげることで
自分でするようになります。
③少しでもできたら褒めてあげ、次の目標もお手本を
したりして、次につなげて応援しましょう。
《叱り方》
①1回では理解できないのでしょうがないです。
「ダメ!」とは言わず、繰り返し言ってあげること
が大切です。気長に根気よく伝えましょう。
②行動範囲も広くなってきて危険なことをすることが
あると思います。危ない行動をした時は顔も怖い顔
をして「ダメ!」と叱ることも必要です。室内であ
れば、始めから危険な物おいたりしないように安全
な環境作りが必要です。
③生後9カ月頃から、何かをやろうとする時は、ママ
やパパの顔をちらっと見てから始めるようになりま
す。危ないことをしそうな時があれば、簡単な説明
をしてあげましょう。繰り返しすることで少しずつ
理解していきます。
※大人でも叱られて嬉しい時はありません。子どもも
少しでもできたら褒めてあげることで成長に繋がり
ます。危険なことをする以外は「ダメ!」と言わな
いようにすることが大切だと思います。
参考文献 株式会社学研プラス
『らくらくあんしん育児』
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16時半まで保育士がおります。
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