こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、赤ちゃんの睡眠について書いていきます。
赤ちゃんは熟睡している睡眠の時に脳や体が成長し
ます。6カ月ぐらいまではこま切れで寝ていた赤ちゃ
んも7カ月ぐらいからまとまって寝るようになってき
ます。
《眠りのリズム》
☆0~2カ月の赤ちゃん
1日の大半は寝ていて、昼夜の区別はついていませ
ん。
☆3~4カ月の赤ちゃん
寝る、起きるの間が少し長くなり、哺乳量が増え夜
中の授乳が1回減ることもあります。
☆5~6カ月の赤ちゃん
お昼寝の回数が減ってくるので、夜にまとまって寝
てくれることもあります。
☆7~8カ月の赤ちゃん
夜にまとまって寝てくれるようになりますが、夜泣
きが始まる子どももいます。
☆9~11カ月の赤ちゃん
お昼寝が1日1回になります。昼に沢山体を動かす
と夜にぐっすり寝るようになります。
☆1歳から
起床と就寝の時間を決めて規則正しい生活をしまし
ょう。
《成長ホルモンの分泌時間は?》
夜10時から深夜2時までの時間帯が、成長ホルモ
ンが1番分泌するようです。その時間に熟睡すること
が大切になってきます。
熟睡中に脳は、記憶を整理するなどして発達してい
ます。さらに成長ホルモンが分泌されて骨を成長させ
たり筋肉量を増やしたりしています。
そこで良く寝てくれるような環境作りも大切になっ
てきます。
遅い時間に寝ることが習慣化してしまうと成長ホル
モンの分泌が減ってしまい成長が阻害されるようです。
乳幼児に短時間睡眠が続くと体力が低下したり、注意
力がなくなったり、イライラした子どもになるおそれ
があります。
温度、湿度、衣類、布団などで快適にさせてあげま
しょう。また静かにしてあげてくださいね。
☆温度は、夏は26~28度、冬は、18~20度に
してあげて、エアコンも直接当たらないようにしま
しょう。扇風機で空気の循環もしてあげると良いで
す。
☆湿度は50~60%にしてあげてください。それ以
上にするとカビやダニが発生しやすくなります。
☆掛け布団は、顔にかかると窒息の可能性もあるの
で、わきの下あたりまでかけるようにします。敷
布団も柔らかすぎないようにします。
☆パジャマは、吸水性の高い素材が良いです。スタイ
は外しましょう。
☆枕は基本的には使いません。使うなら折りたたんだ
タオルなどで十分です。ふかふかな物は使わないよ
うにします。
参考文献 株式会社学研プラス
『らくらくあんしん育児』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。