こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、吃音(きつおん、どもり)について書いてい
きます。2~4歳ころに出る吃音は一過性のものです
お子さんによっては発表会などで緊張のあまり吃音
になったりします。
小さなお子さんはまだ語彙力が少ないため、言いた
いことが言えなく言葉に表現できないので、吃音にな
ってしまいます。ですから、成長とともに良くなって
いきます。その為には良い環境が必要です。
《どうしたら良いの?》
まずは、ママやパパはお子さんが喋っている時に、
せかさないことが一番です。一生懸命喋っているとこ
ろに、先回りをしてママやパパがその言葉を言ってし
まうと、吃音が長引いてしまいます。
また、吃音のあるお子さんに話し方のアドバイス、
例えば「ゆっくり話してごらん」や「落ち着いて!」
などはかえっていけません。
お子さんが話している時に口出しをせず、最後まで
聞いてあげましょう。そして、最後まで言えたことに
「頑張って言えたね!よく分かったよ」と褒めてあげ
ましょう。
吃音が出ている時は、「どうして?」「なんで?」
など難しい質問をするのは控えましょう。吃音が出て
しまいます。
もし間違って言葉を言ってしまってもお子さんに言
い直させるのはやめましょう。ストレスを与えてしま
いさらに吃音が出てしまいます。訂正した言葉をママ
が優しく言ってあげましょう。ストレスを与えなくて
正しい発音も分かります。
★吃音症状の改善がなかなか見られず、身体に力を入
れて話そうとしたり、本人から話しづらさの訴えが
ある場合は専門家に相談する必要があるかもしれま
せん。そうした場合は、かかりつけの小児科か地域
の児童発達支援センターにご相談ください。
参考文献 東京書籍
『子育てのどうして?』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
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