こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、幼児(2~6歳)の食生活のポイントを書い
ていこうと思います。
離乳食の時は、食の楽しさを伝えることが大事でし
たが、幼児からは栄養面も考えなければなりません。
良い歯を育てるためには、食生活が大切になってき
ます。
★食生活のポイント
①バランスを考え、適当な分量をお皿につけ、なるべ
く残さず食べる様にしましょう。
②お腹が空いていないようなら、なるべく体を動かし
て空腹の状態をつくってから食事をしましょう。
③ミネラル、ビタミンが多い食事を摂りましょう。
高ミネラル食品⇒刻み昆布、ドライトマト、きな粉
ドライバナナなど
高ビタミン食品⇒鶏レバー、モロヘイヤ、ウナギの
蒲焼き、ニンジンなど
④砂糖をなるべく使わず、だし汁や素材の自然の味を
生かした調理法をしましょう。
⑤給食メニューが良い幼稚園か保育園を選びましょう
★砂糖をなるべく食べないようにしましょう
なかなか難しい問題です。おやつなどの加工食品や
飲み物にも考えている以上に砂糖が含まれています。
砂糖の摂り過ぎは虫歯の原因だけではなく、栄養バ
ランスを崩してしまう可能性があります。
特に幼児期から沢山摂取してしまうと、後々健康上
の問題も出てしますので、注意しましょう。
★子どものとって良いおやつ
加工食品で使われた油や塩分、砂糖を多く含まれた
食品は栄養価が低く、化学物質を多く含まれてしまう
のでなるべく控えましょう。
子どもにとって良いおやつは、自然のものが良いで
す。例えば、トウモロコシ、栗、果物、牛乳、ナッツ
類、おせんべいなどです。それらは、栄養価が高いの
でお勧めします。
☆この時期は、基本的な味の嗜好、食習慣、噛む習慣
が身についてきます。身体は使えば機能が発達しま
す。歯もよく噛むことによって、顎の骨、唇や頬、
舌、咀嚼筋などの発達が促進されます。
歯ごたえのある食品で、良く噛む習慣を身につけ
ていきましょう!
参考文献 西村書店 『みんなのための家庭歯学』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。