院長の奥井です。
今回は訪問歯科診療について投稿したいと思います。
「歯医者さんの往診ってあるの?」
といまだに思われて方もおみえかたと思います。
もちろん歯医者も往診できます。
ただ訪問診療をしている歯科医院としていない歯科医院と
ありますのでお尋ね下さい。
もちろん当院では訪問歯科診療は行っています。
よく訪問歯科診療専門とした歯科医院もあります。
基本的に訪問歯科診療で苦手な分野は
「歯を削る事です」
歯を削るタービンという装置の持ち運びできるものがありますが、
車いすで、タービンを用いるとタービンの冷却用の水でむせる危険が
あります。またチェアーでないので視野もとりづらく非常に治療が
行いにくいという問題があります。
もちろん移動式のチェアーもありますが、移動できない方もみえます。
ですから歯を削るという治療まで行っている歯科医院になるとかなり
少なくなるのはないでしょうか。
それに比べて
「義歯(入れ歯)は訪問診療でかなり行える分野」
になります。
訪問診療の患者さんですが。入れ歯をはめていないとの事で
診察すると全く入れ歯が合ってない状態でした。
新しく作りなおす事にしました。
画像は咬合床(こうごうしょう)といい、型をとって作った模型に
ろうで作った歯茎のようなものです。
これを実際噛んでもらい特にこの患者さんは
上の歯が全くありませんので上下のかみ合わせの
高さを決めます。
これに人工歯(じんこうし)という入れ歯の歯を並べてきます。
すみません。写真を撮るのを忘れました。
左が古い入れ歯、右が新しい入れ歯です。
左が新しい入れ歯、右は古い入れ歯で古い入れ歯をこれでも修正した状態です。
左が新しい入れ歯をはめたお口元で右は古い入れ歯をはめたお口元です。
かなり出っ歯感がなくなりました。
このように入れ歯を作り直すことは可能です。
お気軽にご相談下さい。