院長の奥井です。今回はインプラントのカバーキャップ ヒーリングアバットメントに
ついて説明したいと思います。
現在使われていますインプラントは2ピースと言って根の部分であるフィクスチャーと
歯の頭の部分になりますアバットメントの二つで構成されているものが主流です。
1ピースや3ピースもあります。
これは免荷期間と言ってインプラントを埋入して噛んではいけない時期があるため
(現在、すぐにアバットメントを装着する即時荷重という方法も多くなっています)
フィクスチャーとアバットメントに分けられています。2ピースですと根の方向と
違う方向に歯を立てることができます(例えば骨の状態からどうしても外向きまたは
内向きにしか埋入できない場合など)。そして上部構造が壊れた場合に修理もしやすく
なるためです。
2ピースですとお互いにジョイントする部分がネジ部分と穴部分になります。
フィクスチャーの方に穴部分がありますが、それを埋めるのがキャップやヒーリング
アバットメントになります。

画像がカバーキャップになります。
これは後に出てくるヒーリングアバットメントに比べ高さがなく
キャップごとフィクスチャーを歯茎の中に埋める場合に用います。
インプラント周囲に骨の足りない部分があり、その部分に人工骨を
入れる場合に使用しております。しかし最近使用頻度としては減っています。

画像がヒーリングアバットメントまたはヒーリングキャップと
言います。これは高さが3mmや4mmほどあり歯茎の上に露出するのが
目的です。キャップを用いますと歯茎で完全に閉鎖されますので、
人工骨がこぼれるのを防いだり感染のリスクを下げられますが(完全に歯茎で
覆ったら感染しないわけではありませんが)、代わりにアバットメントを
入れる時に再度歯茎を切開しないといけません。しかしヒーリングアバットメントは
歯茎の上に出ていますので、2次的な手術がいりません。
インプラント手術では最近、しっかりとインプラントが骨内に固定できれば
キャップなどを用いずに手術した日に仮歯を入れることができます。
しかし固定が弱い場合はキャップやヒーリングアバットメントを用いる
ことになります。
この記事は院長が投稿しました。
プロフィール
医療法人爽誉会おくい歯科 院長 奥井英幹
1999年より名古屋市北区で開業しております。
骨造成を含むインプラント治療 ワイヤー装置を用いた
全顎矯正治療に歯周再生療法 小児矯正と幅広く診療
しております。またスタッフ採用、教育にも力を入れ
十分な体制でのチーム医療を提供できるように
院内スタッフと診療にあたっています。
地域で一番の診療所を目指しております。














