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理事長BLOG

子どもの成長期の食事について② 骨を強くしよう!

2024年5月10日

  こんにちは、保育士の高梨です。

 今回も子どもの成長期の食事について書いていきま
す。骨を強くできるのは、思春期までだそうです。

 骨量は20歳で最大になり、45歳から減少してい
きます。女子は12~14歳ごろ、男子は14~16
歳ごろに骨を作る働きがピークになります。この時期
を過ぎると、食事や運動でいくら努力をしても骨量が
大きく増えることは期待できないそうです。

 なので、思春期にダイエットをしてしまったら、将
来骨粗しょう症や老後に骨折をしやすくなってしまい
ます。

 子どもの骨には大人にはない‘’骨端線‘’という軟骨組
織があります。女子は15~16歳ごろ、男子は17
~18歳ごろに閉じてしまいます。骨端線の閉鎖とと
もに身長の急激な伸びは終わってしまいます。

 親としては思春期に骨を強くさせてあげたいですよ
ね。それには栄養・運動・睡眠の3本柱をしっかりさ
せてあげることが必要になります。

 幼稚園・保育園のころから習い事をさせてあげるの
なら運動系がお勧めです。また外で日光を浴びながら
遊ぶことも大切です。

 サプリメントでカルシウム・マグネシウムが売って
いますが、過剰摂取も注意しないといけません。なる
べく食事で摂ることがベストなのですが、不足分を補
うようにしましょう。

 カルシウム(ヨーグルト・チーズ・煮干し・ひじき・
高野豆腐・小松菜など)とマグネシウム(魚介・大豆製品
海草など)そしてビタミンD(イワシの丸干し・カレイ・
サンマ・しらす干し・鮭など)でDHA・EPAを摂る
ことができます。3つの栄養素を一緒に摂ることで成
長期の骨の伸びが期待されます。

 でもウインナーやベーコンなどの燻製肉や練り物に
含まれるリンは、カルシウムを体外に排出させてしま
うので摂りすぎに注意が必要です。

《魚を摂ることで人の脳にDHAを供給できる》

 DHA(ドコサヘキサエン酸)は魚の脂に多く含まれる
必須脂肪酸です。DHAは、脳の神経細胞の主な成分
となって、神経伝達をスムーズに行い、記憶や学習な
どの脳の働きを高めてくれます。

《DHAを多く含む食材》

 まぐろ、かつお、ぶり、さば、さんま、いわしなど
の青背の魚や、鮭、うなぎなどに多く含まれています。

 なかなか摂れない場合は、ツナ缶やちりめんじゃこ
など日持ちする食材にもDHAは含まれます。毎日摂
ることをおススメします。


参考文献  主婦の友社
          『成功する子は食べ物が9割』

【親子の成長】子どもの成長は早いが親の成長は遅い | 迷答座布団ブログ

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