院長の奥井です。
今回は歯と歯の間の虫歯治療について
説明したいと思います。
歯と歯の間はとても虫歯になりやすい場所になります。
当然の話にはなりますが磨きにくかったり、汚れが溜まりやすい
場所が虫歯になりやすいので歯と歯の間は汚れが溜まりやすく
虫歯になりやすいと言えます。
歯と歯の間の虫歯は前歯の場合、コンポジットレジンという詰め物で
治療することが多いです。
しかし歯と歯の間は詰めにくい場所となります。
画像の青で囲った部分がコンポジットレジン充填です。
コンポジットレジンは変色しますので年月が経過しますと
変色していきます。
変色しにくいコンポジットレジンもありますが自費診療に
なります。
https://okui-dc.jp/2022/02/03/%e8%87%aa%e8%b2%bb%e3%81%ae%e7%99%bd%e3%81%84%e8%a9%b0%e3%82%81%e7%89%a9%ef%bc%88%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%9d%e3%82%b8%e3%83%83%e3%83%88%e3%83%ac%e3%82%b8%e3%83%b3%e5%85%85%e5%a1%ab%ef%bc%89%e3%81%ab/
画像は裏側になりますが、青点の部分が詰め物に
なります。歯と歯の間は詰めにくく、このように
段になってしまう場合もあります。
段ができますと糸楊枝が通しにくくなりますので
好ましくありません。
コンポジットレジンを詰め直した状態です。
ラインが自然になっています。
自然に詰めるには歯と歯の間を詰めるときに
用いるテープのような材料をしっかり歯と歯の間に
挿入して歯の形を再現して詰めることが大切です。
このように歯と歯の間の治療は詰めにくく、
難しい治療となります。
しかし2次虫歯と言って新たな虫歯の発症を防ぐためには
しっかりと詰めることが大切と思います。