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理事長BLOG

子どもの薬について 処方箋の薬と市販薬どう違うの?

2024年4月26日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回は、子どもの薬について書いていきます。

 病院に行ってから処方された薬は、薬剤師さんから
もらいます。薬剤師さんの説明をよく聞きましょう。
その時お薬手帳に書き込んだりして覚えておいた方が
良いです。違う病院で受診した時に毎回お薬手帳を医
師に見せましょう。

《強いお薬に注意!》

 薬には副作用があります。とくによく効く強めの薬
は副作用はつきものです。効果がそれほどでもない薬
(弱めの薬)は、副作用の心配が少ないです。

 例えば、ステロイドの塗り薬は、アトピー性皮膚炎
が悪化しているときにとてもよく効きますが、長期間
続けて使用していると、毛細血管拡張、にきび、皮膚
の萎縮、多毛など副作用に注意しないといけません。

《インターネットの情報を鵜呑みにしないでね》

 最近、スマホで何でも調べることができます。でも
それを鵜呑みにしてしまうのは危険です。

 インターネットにある情報の全てが最新情報に書き
換えられているわけではないので、分からない時は、
医師か薬剤師に相談した方が良いです。

《市販薬について》

 市販薬で子ども用風邪シロップが売っていて、子ど
もが飲みやすく甘くておいしい味です。でも1週間、
ダラダラと飲ませることは良くないです。

それは、

①風邪のウイルスをやっつけることはできない

②市販の風邪薬は数多くの成分が入っていて、必要で
 ない薬の成分もとることになる

 市販薬は、風邪を治すとは書いていなく、風邪の諸
症状の緩和と書いてある場合が多いです。

 人間の身体は、免疫機能で風邪のウイルスをやっつ
けることができます。

 市販の薬を飲ませるのは、2~3日にとどめましょ
う。

《初めから種類を多く処方する医師に注意!》

 しっかりとした診察をしなくて、最初から多くの種
類の薬を出してくれる医師は良い医師ではありません

 「どれか効くであろう」と思ってやたら色々な種類
の薬を出す医師がいます。

 全ての医師が患者さんの話にしっかり耳を傾け、そ
の人に合う薬を処方してくれるわけではないです。

《小児科で診察した時に》

 小児科で受診した際に、薬のことをお話しされます
がその時に、「この薬は飲み切って下さい」と言われ
ることがあります。

 例えば、溶連菌という病気の場合は、抗生剤を処方
されます。その時は、7~10日程度内服しないとい
けないです。この菌があるときは、症状がなくなって
もしっかりと薬を飲み続けなければならないです。そ
れは、合併症になってしまうかもしれないからです。

 必ずそういう時は薬を飲み切ってしまいましょう。

 違う病気で受診した際に、医師から飲み切りの話が
ないときは、こちらから「飲み切った方が良いですか
?」と聞くのも良いです。

参考文献 株式会社KADOKAWA
     『小児科医が教える子どもが病気のとき
         どうすればいいかがわかる本』

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☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
           ご予約お待ちしております。

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