お問い合わせは052-910-0550
お問い合わせフォーム
初診予約
再診予約

理事長BLOG

3歳から6歳の『歯育て』について④ 歯並びを悪くしないためには?

2024年2月20日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回は、幼児期に歯並びを悪くしないための予防を
書いていきます。

 顎の骨は6歳までに80%成長すると言われていま
す。この時期が一番歯並びを考えることが大切です。

《どうしたら歯並びを悪くしないようにできるの?》

①「お口ポカン」のくせをなくす

 口をいつも開けたままでいると、前歯に正しい力が
入らず歯が前方に傾く傾向があります。これは「出っ
歯」などの不正咬合の原因になります。

 口を開ける癖が続いていると上下の歯が合わない状
態を引き起こすことがあります。食事の時に、歯がう
まく噛み合わせずらくなり、舌で前歯の方に押し付け
たり押し出すような食べ方になりがちです。
 出っ歯や受け口の原因になってしまいます。また、
鼻が悪くて口呼吸している場合もあるので注意が必要
です。

②舌の正しい位置

 舌は常に上顎に付けておくのが正しい定位置です。

舌の正しい位置をチェック!舌トレーニングやMFTについてご紹介 | アリビオ矯正歯科クリニック
③うつ伏せ寝や頬杖は注意

 このようなことが習慣になっている子どもがいます
顎や歯に同じ方向から力が加わっていると子どの骨格
がまだ柔らかいので動いてしまいます。これが顔のゆ
がみになり歯並びも影響を受けてしまいます。

④猫背は歯に影響を及ぼす

 前かがみでいると呼吸がしにくく、知らない間に上
顎を前に突き出します。そうなると頭のバランスをと
るために下顎が後退するようになり、下顎の発育が抑
制され、歯列不正につながります。

⑤指しゃぶり、爪を噛むことはやめましょう

 このようなことが続くと、まだ軟らかい顎の骨格
をゆがめてしまいます。
 
《顎育てをしよう》

 3歳から6歳は『食育・機能訓練・悪習癖の改善』
になります。

 正しい口腔機能を身につけることが大切です。


☆正しい口腔機能とは?


①鼻呼吸をしている

②唇を閉じている

③下の正しい位置と動き

④十分な噛む力

⑤顎の正しい位置と発育

⑥良い姿勢

☆顎育てで最も大切なのは?

①食事中の姿勢

 落ち着いて食事をしましょう。

②食事中の飲み物

 飲み物で流し食べをしないようにして、しっかり噛
む習慣をつけましょう。

③おかずについて

 1口大以上の大きさのおかずを出し、前歯を使って
嚙み切って食べるようにする。


④テレビなどを見ながらの食事はやめる

 しっかり咀嚼して、噛む習慣をつけることが大切で
す。


参考文献    現代書林  『0歳からの歯育て』

「お口ぽかん」という言葉をご存知ですか? | バウムクーヘン歯科クリニック

 
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
           ご予約お待ちしております。

ページトップへ戻る