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理事長BLOG

ゴールドアンレーについて 奥歯に金を使う理由

2024年1月4日
あけましておめでとうございます。
いつも当院のブログをご覧下さりありがとうございます。
今年も患者様に歯科の事をわかりやすく説明する手段として
このブログを続けていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

今回はゴールドアンレーについて 奥歯に金を使う理由について
説明したいと思います。

最近、歯科では「メタルフリー」といいなるべく被せ物に金属を使わない
流れになってきております。
その理由は

①アレルギーの可能性がある(今はなくても唾液で金属が溶けるため
 将来その可能性は否定できない)
②歯と接着しない そのためセメントを介在させるのだが、そのセメントが
 噛む力などで外れたり溶けたりし2次的な虫歯のリスクがある。ちなみに
 白い被せ物はセメントとの相性が良い。
③色がよくなく見た目に良くない

などの理由があります。
しかし最大の欠点は白い被せ物は弱いというリスクがあります。
これもクラウンといい歯を全て被せるタイプはいいのですが、
インレー アンレーといい歯を部分的に被せるタイプでさらに
一番奥の歯の場合は割れるリスクが高まります。
また削って被せ物の厚みを得られないケースもあります。
そのような場合、ゴールドがお勧めになります。

ゴールドは
①アレルギーがほとんどない(全くない訳ではありません)。
②錆びないのでお口に中で安定している
③適合が最も良く丈夫
という多くの利点を持っています。


一番上の銀歯ですが青矢印部分がめくれており
さらに変色も著しく黒くなっています。


ゴールドアンレーを装着したところです。
下は銀歯で黒ずんでいます。ゴールドはこのような
変色は起きません。
また矢印部分の適合もピッタリしています。

正月でしたのでおせち料理を食べましたが、美味しいですよね。
やはり美味しく食べるためには歯は大切です。
被せ物も良質なものを被せると歯も長持ちすると思います。

今年もよろしくお願い致します。

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