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理事長BLOG

子育てについて② どうしておねしょをしてしまうの?

2022年10月11日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回はおねしょについて書いていきます。

《どうしておねしょをしてしまうの?》

 大人と子どもの膀胱の大きさ、おしっこの量のバラ
ンスがとれないからです。

 おしっこは腎臓でつくられます。膀胱は腎臓でつく
られたおしっこをためるところです。

 夜寝る時に、「抗利尿ホルモン」という物質が脳か
ら多量に分泌されて腎臓に指令を出し、おしっこを濃
くして量を減らしてくれます。

 「抗利尿ホルモン」の夜間の分泌が少ないと腎臓で
薄いおしっこが多量につくられ、膀胱にためきれなく
て、おしっこが起きやすくなります。

★やってはいけないこと

①怒る
 しかられることがストレスになり、安眠を妨げてし
まいます。

②夜中に起こす

 熟睡している時に「起きて、トイレに行くよ」と起
こしてしまうと、ホルモンの分泌リズムがくるってし
まいます。

③ストレスしてしまう

 おねしょをしたシーツを干してしまうなど恥ずかし
いことをしてしまうと、本人は傷ついてしまいます。
 それがストレスを起こし、ますますおねしょをして
しまうことになります。

☆おねしょの対処法

①規則正しい生活を送る

 基本ですが、早寝早起きをしましょう。夜更かしを
してしまうと朝も起きれなくてリズムがくるってしま
います。

②夕食は塩分を控える

 大人もそうですが塩分は控えめにしましょう。塩分
が多い食事で良いことはありません。塩分の多い食事
は、喉が渇いてしまい、夜起きて水分補給しないとい
けなくなり、基本のリズムがくるってしまいます。

③夜は冷たい飲み物を控える

 体を冷やしてしまうとおねしょをしやすくなってし
まいます。

④寝る前の水分を控える

 夕食をとってから就寝するまでの時間に水分を控え
た方が良いです。できれば3時間以上空けましょう。

 もし喉が渇いてしまったらコップ1杯にしてくださ
いね。でも暑い日の時は別です。熱中症になってしま
うのでおねしょ対策より脱水防止の方が優先です。

 暑い日以外は水分を控えることがおねしょの中で一
番効果があります。

⑤寝る前にトイレに行く

 これも基本です。忘れないでトイレに行きましょう

☆4歳から5歳(遅くとも10歳頃まで)器官が発達す
 ると自然におねしょがなくなると思います。
 毎日の基本的な生活をしましょうね!

参考文献 東京書籍
     『子育てのどうして?』


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☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
         ご予約お待ちしております。  

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