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理事長BLOG

マウスピース矯正について③ どのような場合が有効か

2022年9月25日
  1. 院長の奥井です。
    今回はマウスピース矯正について説明をしたいと思います。
    今まで2回に渡りマウスピース矯正の説明をしました。
    また復習も含めて説明致します。

①マウスピースは何か?
 マウスピース矯正は従来の針金を用いた矯正法とは違い
 マウスピースを1日22時間装着して歯並びを治療するものです。
 ここで大切なのは最初の型取りで最終的な歯並びを予測したものを
 作ってくるという事です。
 ですから

 「数枚から何十枚のマウスピースを事前に作り2週間毎に交換する」

という事です。
当院の場合、通常の針金の矯正は1ヶ月に1回の通院となりますが、マウスピース矯正の
場合、2週間に1回の通院となります。

②マウスピース矯正はシュミレーションができる
 マウスピース矯正は通常の粘土の様な型取りと違い、スキャナーで
 スキャンといういわゆる撮影をします。
 
 
 これが従来の型取りです。型取りが気持ち悪い方もみえます。


これがスキャナーを用いたスキャンです。

このスキャンしたデータをもとにシュミレーション動画ができるのです。
動画はシュミレーションです。

https://www.youtube.com/watch?v=ZBTaQ9W-PtI

しかしシュミレーションは完全なものではありませんので、その通りに
行くものではありませんがおおよその予測が患者様のできると思います。

③マウスピースはどのような場合に有効か?
 私が考えるマウスピース矯正に適する適する場合を下記に記します。
 
 ⒈軽度の叢生(そうせい)重なった噛み合わせのもの
 ⒉前歯だけを部分的に矯正したい場合
 ⒊針金の矯正を避けたい方
 ⒋前後的な問題(受け口、出っ歯など)の問題が少ない場合
 
などです。
適さない場合は、その逆になります。
不可能ではありませんが、抜歯をしないとスペースが取れないような
狭い場合は、前後的にあまりに問題がある場合などは針金の矯正の方が
確実だと思います。
あと先ほどの⒊はあくまで他の条件をクリアした場合です。
お子さんも昨今マウスピース矯正を行う場合は増えてきていますが
生え変わりが著しい時期は再度スキャンをして装置の作り直しを行う
事が頻繁になります。

⒋マウスピース矯正で行われること 歯を削ること
 マウスピース矯正でよく行われるのは虫歯のリスクが少ない範囲で
 歯を削ることです。

 
 この作業が行われることは多いです。
 虫歯のリスクが少ない範囲で行いますが、事前に知っていただけると
 いいかと思います。
 
 あとエンゲージャーという白いプラスチックをつめる事も
 ほぼ行います。これは歯の向きを直したりするためのものです。

 
 マークした部分がそうですが、これはそれほど
 気になるものではないかと思います。

以上、色々と特徴を述べました。
当院ではクリアコレクトというメーカーの物を使用しています。
矯正期間により費用は異なります。

Unlimited  715,000円 5年間再スキャンが無料のもので長い期間かかる場合です。
Two               495,000円 2年間再スキャンが無料のものです。Unlimitedほどでは無いですが
           期間の必要な場合です。
One               385,000円 1年間再スキャンが無料のものです。
           約1年以内で終了できる場合です。
(全て税込 他に診断料33,000円 調整料2,200円 またTwoとOneは期間内に終了できない場合は追加で費用が発生します。また付随する装置が必要な場合は費用が発生します。
また料金はブログ投稿時のもので変更はありますのでお尋ね下さい。)

お気軽にご相談下さい。



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