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理事長BLOG

離乳食から噛む力を育むことについて

2022年5月27日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 離乳食開始時期は生後5カ月ごろからです。まだ歯
がしっかり生えそろっていない時期から噛む力が大切
というのはちょっと早い気がしますが、離乳の段階か
ら適切に噛む力を健全に発達させることが大切です。

 今回は、離乳食の進め方で、発育や発達に合わせた
調理状態を書いていきます。

①噛む力の発達のために大切なことは?
 
 それは、離乳食を適切に進めることが大事です。で
も無理して食べさせことは禁物です。ゆっくり焦らず
離乳食を進めていきましょう。

《調理状態》

生後5、6カ月
  滑らかにすりつぶした状態

生後7、8カ月
  舌でつぶせるかたさ

生後9~11カ月
  歯ぐきでつぶせるかたさ

生後12カ月~18カ月
  歯ぐきで噛めるかたさ

②唾液の良さとは?

 良く噛むと唾液がたくさん出ます。唾液は、体内で
食べ物を栄養に変えるために大切な役割を持っていま
す。良く噛むことによって、唾液も良く出て、栄養を
沢山吸収することができます。また虫歯や歯列不正の
予防に役立ちます。満腹感も得られるため、食べすぎ
防止もでき、知能発達とも深い関係があること分かっ
てきました。

 『卑弥呼の歯がいーぜ』

 日本咀嚼学会では、良く噛んで食べることの効用と
して『卑弥呼のはがいーぜ』という標語を普及中です

ひ:肥満防止

み:味覚の発達

こ:言葉の発達がはっきり

の:脳の発達

は:歯の病気予防

が:がんの予防

い:胃腸快調

ぜ:全力投球

 噛むことによって、沢山の良いことがあることが分
かります。しっかり噛む習慣が身につくような食事内
容にし、大人がお見本となるようにしましょうね。

参考文献 成美堂出版
      『子どもの栄養と食育がわかる事典』

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☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
           ご予約お待ちしております。

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