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理事長BLOG

レーザーを使用した虫歯治療

2021年12月12日
院長の奥井です。
今回はレーザーを使用した虫歯治療についてです。
歯科ではたくさんの種類のレーザー機器があります。
レーザーは主に一つの波長の光を集めることで、瞬間的にエネルギーの密度を高めて、病的な部分に照射するものです。
組織を切開したり病的な部分を蒸散させたり固めたり、といったことに用いることができます。
またレーザー治療は保険診療で行える種類のものもあり、当院では保険診療対応のエルビウムヤグレーザーを使用しております。



これがレーザー本体です。
このレーザーは非常にいろんな用途で使用できます。
今回は虫歯治療の紹介を致します。


奥歯の真ん中あたりに黒いものがあり虫歯です。


これにレーザーを照射します。


レーザーを照射しているところです。
通常のタービンというドリル機器と違い
痛みや振動もないため、患者様にとって優しい治療となります
(ただし入り口はタービンで削ることもあります)。


レーザーを照射し蒸散した箇所をスプーンのようなもので
取り除きます。


詰め物を充填して終了です。

虫歯の状態によっては対応できない事もありますが、
比較的虫歯が小さい場合で奥歯など、削って治療するか
判断に迷う場合などタービンでは削り過ぎてしまうおそれもあり
効果的な治療と思います。
奥歯の溝に虫歯のできやすい小学生高学年から中学生の患者さんなど
特に有効と思います。

全ての場合に対応できるわけではありませんので、お気軽に
ご相談下さい。

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