こんにちは、保育士の高梨です。
今回は乳幼児との会話法4歳児を書いていこうと思
います。集団保育も慣れてきて、友だちが大好き!で
も、自分の言う事を聞いて!と自己主張が強くなる時
期です。自己主張の強い時期だからこそ、子どもも話
を聞く練習をしましょう。
★聞く練習の積み重ねが必要
聞く力は4歳頃から意識的に身につけていく必要が
あります。
この時期は自己主張が強くなるので人の話を聞くこ
とがあまりできません。まずは子どもが聞きたくなる
ような話を用意します。最初は伝えることを1つにし
ます。慣れてきたら2つにして、4歳児なら3つまで
にとどめましょう。
★子どもにも理解できるように褒める
4歳頃からだんだん自分以外の人の気持ちにも気づ
けるようになります。思いやりや優しさの気持ちを育
てたいものです。思いやりがどのようなものかを子ど
もに知らせていく必要が大切です。お兄ちゃんが弟に
おもちゃを先に貸してあげたとします。近くにいる人
は沢山褒めてあげましょう。具体的にどうして褒めた
かを伝えてあげると弟にも分かると思います。
★大人自身が正確な言葉を使い、人に伝わる話し方を
教える
言葉には自分の思いや気持ちを表現するだけでなく
情報を伝達するという大切な役割があります。大人自
身が正確な言葉を使うように心がけましょう。例えば
手で指してこっちの手ではなく、右手や左手というよ
うに教えてあげましょう。
★子ども同士の言い合いは会話力を磨くチャンス
やりたい遊びを自分の思うようにしたいという気持
ちがあるため、遊びが思い通りにならないと友だち同
士で言い合いになることもあります。
そのようなときに子どもは、「自分」と「まわり」
をすり合わせるものが『言葉』であることに気づくよ
うになります。自分の言いたいことを周りの人に示す
には、会話が必要という事を遊びながら体感します。
子ども同士で言い合いしているところに、大人が入
って解決策を示してはいけません。手が出るとかの喧
嘩出ない限り、子ども同士の会話を見守りましょう。
参考文献 黎明書房
『発達段階をふまえた乳幼児との会話法』
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