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理事長BLOG

被せ物を外さずに抜歯する方法について

2024年4月18日
院長の奥井です。
今回は被せ物を外さずに抜歯する方法について
説明したいと思います。

抜歯となった場合、その歯に被せ物がしてある場合は被せ物ごと
失うことになります。
それがブリッジの場合はブリッジを外さないといけません。
ブリッジとは簡単に言いますと抜歯した歯の両隣に被せて繋いだもの
ですので、一気に3本外さないといけない事もあります。

そのため特にブリッジの場合、ブリッジを外さないと抜歯する方法を
患者様におすすめすることがあります。


画像では矢印の歯がかなり虫歯になっていますが
見た目は分かりません。


レントゲンを撮影しますと丸の部分が虫歯で抜歯が
必要になりますが、ブリッジを外すと、かなり長いブリッジのため
大変になります。


この場合、歯茎切開を加えて歯を削る機械で
分割しています。


歯が抜けたところです。


歯を抜いた後で穴が空いています。


縫合した後です。

このようにブリッジを外さないで抜歯する方法も
あります。
しかしブリッジを支える歯は減りますので、残りの歯に
負担がかかりますので注意は必要です。

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