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理事長BLOG

作った入れ歯をはめないとどうなるかについて

2024年3月28日
院長の奥井です。
今回は作った入れ歯をはめないとどうなるかについて
説明したいと思います。

結論を先に言いますと作った入れ歯をはめないと

「入らない」

ということになります。

特に1本義歯と呼ばれる1本だけの入れ歯の場合に
起こりがちな事ですが1本義歯の場合、失った歯が
1本のみですので究極的には、はめなくても食事はできるため
はめなくなる事が多いです。

そうしますと針金を引っ掛けている歯が移動して入らなくなります。
歯を失うと両隣の歯を失った側に移動していく傾向にあります。


このように真ん中に歯がない場合です。
この場合、理想的なのはインプラントですがインプラントは
保険診療でできません。
保険診療でという事になりますと1本義歯か両隣の歯を削って
ブリッジかになります。


一定期間、およそ1ヶ月以上はめないでいますと歯が移動し
青点の部分のように浮き上がりができてしまいます。
軽度の場合は針金を曲げたり、内面を削ったりして対応しますが
それでも入らない場合は作り直しになります。
しかし保険診療では一度入れ歯を作ったら半年は作り直せませんので
注意が必要です(歯がさらに抜けたなど例外もあります)。

入れ歯はブリッジと違い歯を削らなくていいというメリットがありますが、
そのかわり異物感がある、取り外しをしないといけないなどの
デメリットもありますのでその上で治療方法を選択される事を
お勧め致します。

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