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理事長BLOG

麻疹(はしか)について どんな病気? 

2024年3月22日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 最近、ニュースでよく麻疹について聞きます。ウイ
ルス感染症のなかでも症状が重いとされています。

《麻疹とはどんな病気?》

 麻疹ウイルスは非常に感染力が強く、免疫がないと
ほぼ100%感染・発症します。合併症により、先進
国でも約1000人に一人の割合で死亡する可能性が
あり、特に注意が必要な病気です。

《症状は?》

 潜伏期間は、10日~12日で、高熱と鼻水、咳、
目やに、目の充血が見られ、症状が強くなっていきま
す。3~4日後、一時的に熱が下がります。この時か
ら口の中に白い斑点が現れ、これが麻疹診断の決め手
となります。再び熱が上がると同時に顔と体に赤い発
疹が出て体中に広がります。発疹が出て4~5日経っ
てようやく解熱し始めます。

 発疹は、色素沈着しながら1~2週間で消えます。

 1度感染すると二度とかかることはありません。

《治療とケア》

※麻疹の予防接種(MRワクチン)があるので二回受け
 ておきましょう。

 ウイルス性の病気なので特効薬はなく、安静にして
熱や咳などを軽くする対症療法薬を服用しながら経過
を見守ります。麻疹は、気管支炎、肺炎などの合併症
を起こすこともあります。


《その他の感染症が流行る時期を知っておこう!》


☆インフルエンザ 12月~3月

☆RSウイルス感染症 9月~3月

☆手足口病 6月~9月

☆ヘルパンギーナ 7~9月

☆プール熱 7~9月

☆溶連菌感染症 12月~6月

☆ロタウイルス感染症 1月~5月

☆ノロウイルス感染症 11月~2月

《冬の方が病気になりやすいの?》

 いいえ、インフルエンザや風邪などの大人の感染症
と言えば冬のイメージですが、子どもには、3大夏風
邪(手足口病、プール熱、ヘルパンギーナ)があります。
最近では夏風邪にかかる子どもが増えてきています。

 今流行っている病気はニュースなどでチェックしま
しょう!


参考文献 マガジンハウス
    『子どもの病気そんなときどうする?SOS』

【医療・症状】大人の麻疹(はしか)のフリーイラスト | フタバのフリーイラスト

☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
           ご予約お待ちしております。

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