こんにちは、保育士の高梨です。
今回からは食育について書いていきます。
大人も子供も食事の時に流し込みをしている人をみ
かけます。よく噛んで食べることには色々と意味があ
ります。
《噛んで食べることの意味》
①唾液に含まれる消化酵素がたくさん混ざることで消
化を助ける
食べ物を良く噛むことは胃腸の負担を軽減します。
しっかり噛むことで、唾液からアミラーゼという酵素
がでんぷんを糖に変えます。糖に変えることにより胃
腸は食物を消化しやすくなります。
②味覚、触覚、嗅覚が発達する
「味」は、唾液や水分に溶け出して始めて舌が感知
できるので、良く噛むことで唾液に混ぜるほど味がよ
く分かります。
③虫歯予防
よく噛むことにより唾液が多くなります。虫歯を再
石灰化させる効果が高まります。再石灰化は唾液の成
分で起こるのでよく噛んで唾液を多く出すことで虫歯
予防に繋がります。
④脳の活性化
良く噛むことは記憶力の向上に繋がります。しっか
り噛むことで、脳神経が刺激され血液の量が増え脳が
活性化します。
⑤過食を防ぐ
たくさん噛むことにより満腹中枢が刺激され、適量
でもお腹がいっぱいになった感じがします。早食いは
満腹中枢が刺激される前に食べすぎてしまうので肥満
になりやすいです。
⑥歯並びが良くなる
良く噛むかことで、顎の筋肉が鍛えられ、歯が並ぶ
ための顎の骨を発達させ歯並びを良くします。しっか
り噛むことで下や顎の筋肉が発達し、顎の骨も広がっ
てきます。
☆1歳半を超えたら吐き出しても良いので、噛む練習
をしてみましょう。ママがお手本となって、しっか
りモグモグしているところを声に出して食べてみて
くださいね。
参考文献 一万年堂出版
『子育てハッピーアドバイス
笑顔いっぱい食育』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。