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理事長BLOG

CADCAMインレーの破折について

2025年11月20日

今回はCADCAMインレーの破折について説明したいと思います。

CADCAMインレーとはプラスチックの素材にセラミックを若干混ぜたもので
保険適応の部分的な被せ物になります。
CADCAMインレーが保険適応になってから3年が経ちますが、従来あった
銀のインレーに比べ、アレルギーの心配がない、接着性が高く虫歯になりにくい
見た目も金属でないというメリットがある反面、変色する、割れやすい
また適合が良くないというデメリットもあります。


画像はCADインレーの割れたものになります。
CADインレーを入れて割れた場合には、再度CADインレーを
行うことはお勧めしません。
理想的なのは自費診療になりますがセラミック系の被せ物に
変える事ですがレジンという樹脂で一時的に修正することも
可能です。


レジンで修正した状態です。

このようにCADインレーは安価で金属を使わない治療が
行える反面、かけやすいという問題も残っています。

この記事は院長が投稿しました。
プロフィール 
医療法人爽誉会おくい歯科 院長 奥井英幹
1999年より名古屋市北区で開業しております。
骨造成を含むインプラント治療 ワイヤー装置を用いた
全顎矯正治療に歯周再生療法 小児矯正と幅広く診療
しております。またスタッフ採用、教育にも力を入れ
十分な体制でのチーム医療を提供できるように
院内スタッフと診療にあたっています。
地域で一番の診療所を目指しております。

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