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理事長BLOG

子どもの脳も体も育つ食事について⑥ 五大栄養素(ビタミン)

2023年5月2日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回はビタミンについて書いていきます。大人もし
っかりビタミンを摂って健康を保持しましょう!

 ビタミンは、体内で作ることもできますが、食事か
らも摂らないといけないです。炭水化物、脂質、たん
ぱく質が体内でスムーズに代謝吸収されるための栄養
素です。
 また、傷ついた細胞を修復してくれる重要な役割を
してくれます。

 色々な種類のビタミンがありますが、どういったビ
タミンが必要で、何の食材を摂ったら良いかを書いて
いきます。

《ビタミンの種類と食材》

☆ビタミンD

 キノコ類、魚類などで骨や歯を丈夫にします。カル
シウムの吸収を助ける役割があります。成長期に不足
すると足の骨が変形したり、歩行に影響が出る骨軟化
症になる危険性があります。ビタミンDは日光浴して
も摂ることができます。紫外線の浴び過ぎはよくあり
ませんが、適度な散歩や外遊びをして、皮膚からビタ
ミンを摂りましょう!

☆ビタミンK

 納豆や緑黄色野菜やチーズなどです。血液を凝固さ
せる働きを持つ脂溶性ビタミンで、カルシウムの骨へ
の沈着を促して流出を防ぎます。コラーゲン生成を促
進し骨質を改善するため、骨粗しょう症の治療薬にも
使用されています。

☆ビタミンA

 豚レバー、鶏レバー、鶏卵、バターなどの動物性食
品です。体の中に入ったビタミンAは、脂肪と共に小
腸で吸収されるとほとんどが肝臓に蓄えられます。そ
の他は血液によって、心臓や肺、腎臓など各組織に運
ばれます。ビタミンAは、目や皮膚の粘膜を保護してく
れます。

☆ビタミンE

 オリーブ油、アボカド、卵、アーモンド、大豆など
で、強い抗酸化作用を持つ脂溶性ビタミンで、体内の
脂質の酸化を防ぎます。また、動脈硬化や血栓の予防
血液の低下、悪玉コレステロールの減少、細胞膜を健
全に保つなどの働きがあります。また、血行促進作用
があり、皮膚の新陳代謝を高め、メラニンの排出を促
すので、シミ・ソバカスが気になる方も積極的に取り
入れたいです!

 摂取不足は、血性貧血、不妊症、目の障害、筋力低
下、神経障害が起きる可能性があります。

 過剰摂取は、体内に蓄積されにくいので通常の食生
活では過剰の心配はありませんが、サプリメントや健
康食品で過剰に摂取してしまう可能性があるので気を
つけてくださいね。

※脂溶性ビタミンは、生で食べるより炒め物などで油
 脂と一緒に摂取した方が吸収率が上がります。

☆ビタミンB群

 ビタミンB群はビタミンB1・B2・B6・B12・ナイ
アシン・パントテン酸・葉酸・ビオチンの8種類があ
ります。

 食品は、レバー、貝類、魚類、チーズ、肉類、卵、
豆類、牛乳などです。

 ビタミンB群は、エネルギー代謝の補酵素で、代謝を
円滑に行わせる潤滑油の働きがあります。

 たんぱく質、糖質、脂質だけを摂取してもビタミン
群を摂らないと体内の代謝はスムーズに行われないで
す。

☆ビタミンC

 パプリカ、ブロッコリー、レモン、イチゴ、さつま
いも、ジャガイモなどです。

 ビタミンは皮膚や細胞のコラーゲンの合成に不可欠
な栄養素です。コラーゲンといえば肌の調子を整えて
くれるイメージですが、皮膚だけでなく、骨や血管な
ど色々な場所で細胞と細胞を繋げてくれる役割があり
ます。

 ビタミンCは、体内に侵入したウイルスや細菌と戦
う白血球やリンパ球に多く含まれていて、免疫機能が
強化され、病気への抵抗力が高まります。また、スト
レスに対抗するアドレナリンの生成にも不可欠なため
日頃からストレスへの抵抗力を高めるためにも効果的
です。

※ビタミンCは、体内で合成されない栄養素なので食
 品で摂取しなくてはいけません。水に溶けやすく熱
 に弱いので、調理するときは水にさらさず、火を入
 れ過ぎないことです。

 ビタミンCは、体外への排出スピードが速いので、
日々の食事からこまめに取り入れてくださいね。

参考文献 主婦の友社
     『はじめてママ&パパのしつけと育脳』

食事をする子供たちのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
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