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理事長BLOG

子どもの脳も体も育つ食事について⑤ 五大栄養素(たんぱく質)

2023年4月28日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回はたんぱく質について書いていきます。

 たんぱく質は、脳、筋肉、骨、皮膚、髪の毛、爪、
内臓、血液など全ての材料となり、重要な栄養素にな
ります。

 たんぱく質は、約20種類のアミノ酸で構成されま
す。

アミノ酸⇒体内で合成できない必須アミノ酸と体内
     で合成できる非必須アミノ酸に分類されま
     す。

必須アミノ酸⇒イソロイシン・ロイシン・バリン・
       ヒスチジン・リシン・メチオニン・
       トリプトファン・フェニルアラニン
       スレオニン
       以上の9種類は胎内で合成されないの
       で食事から摂取しなければなりません

非必須アミノ酸⇒アスパラギン・アスパラギン酸・ア
        ラニン・アルギニン・システイン、
        シスチン・グルタミン・グルタミン
        酸・グリシン・プロリン・セリン・
        チロシン
        以上11種類は体内で作ることがで
         きますがこのうち、アルギニンは乳
        幼児では合成量が少ないため立場と
        して準必須アミノ酸と考えられてい
        ます。

 非必須アミノ酸は、グルタミン酸から合成されてい
る物が多いため、グルタミン酸を多く含む食品(魚介類
や海藻類が不足することで、非必須アミノ酸であって
も体内で不足する可能性があるといわれています。

《たんぱく質の食材を取ろう!》

①乳製品

 チーズ、バター、ヨーグルト、クリーム、アイスク
リーム、乳酸菌飲料などです。

 チーズは、カルシウムとたんぱく質の両方を摂るこ
とができます。乳製品は、神経伝達物質の材料となる
必須アミノ酸が豊富です。また、骨や歯をつくるカル
シウムもたっぷり含まれています。チーズは塩分と脂
肪分が多いので、離乳食の時は注意しましょう。

②卵

 必須アミノ酸を多く含みます。ビタミン・ミネラル
脂質・ビタミンB2やビタミンA・鉄分・レシチンが
豊富でバランスが良い食品です。

 離乳食の時は、始めはしっかり固ゆでした卵黄を使
い、慣れてきたら固ゆでした卵白も使いましょう。

③大豆

 大豆は良質なたんぱく質で、豆腐は離乳食初期から
使うことができます。またカルシウム、鉄分も豊富で
す。

④青魚

 さんま、あじ、さばなどの青背魚は、良質な脂質が
豊富です。前のブログにも書きましたが、DHA、E
PAが豊富です。毎日の食事に取り入れたいです。ま
たカルシウムの吸収を助けるビタミンDも含まれます
酸化しやすいので新鮮な物を手早く調理しましょう。

⑤赤身肉

 貧血予防に効果的な牛赤身肉、レバーに多い食品で
す。9カ月以降は積極的に取り入れたいです。肉や魚
など、動物性油脂に豊富なアラキドン酸は、脳の発達
を促します。

※たんぱく質は毎回の食事で積極的に取り入れたいで
 す。頑張って調理しましょう!

参考文献 主婦の友社
     『はじめてママ&パパのしつけと育脳』

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☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
         ご予約お待ちしております。

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