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理事長BLOG

抜いた方が良い乳歯について 顎の成長を促す食事について

2023年4月16日
院長の奥井です。
今回は抜いた方が良い乳歯について 顎の成長を促す食事について
説明したいと思います。

乳歯がグラグラで抜いた方が良いかと保護者の方からご相談を
受ける事がよくあります。
基本的にグラグラの場合は抜いた方が良いのですが、お子さんご本人が
嫌がる場合がよくあります。
私はよくお伝えさせていただきますのは

①食事に明らかに支障がある場合
②指で触ったりしてしまう場合
③逆にグラグラしないのに永久歯が後ろからまたは下から生えてきた場合

は抜歯をお薦めしています。
①の場合は、食事に不便ですのでいうまでもありませんが、
②の場合は、指で触るのが頻繁化して癖になってしまう恐れが
あること
③は永久歯の位置が乳歯の真下でないため、乳歯の根っこを吸収できず
自然に抜けるのに時間がかかり、また永久歯の位置が良くない位置に
生えてしまうためです。


画像のような場合乳歯の下に永久歯が出てきており
抜歯をした方が良い場合です。


抜歯した状態です。
頬の力で永久歯が外側から内側に移動して
くれる可能性があります。

乳歯の抜歯の時期に悩む場合は、歯科医医での
相談をお勧め致します。

また顎も成長に良い食事についても説明したいと思います。

あごを鍛えるためには、噛む回数を増やすことです。
硬いものを食べると歯が丈夫になってあごが鍛えられるといわれていましたが、
実際には、硬いものを食べるよりも噛むことに意義があります。

そのためには食物繊維を多く含む食材が適しています。
たけのこ、レンコン、にんじん、ほうれんそう、小松菜、りんご、柿、なし、さつまいも、大豆、いんげん、ごま、アーモンド、くるみ、きのこ類など。
骨や歯の成分となるカルシウムを多く含む硬めの食材として、煮干し、こんぶ、わかめ、するめなどの干物、貝類などもおすすめです。
また歯固め堅パンやガム、繊維入りのグミなども良いと思います。

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