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理事長BLOG

子どもの脳も体も育つ食事について① ポイント5!

2023年4月14日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 脳の成長は赤ちゃんは胎内にいる時から始まってい
ます。生まれた時の脳は、大人の25%ほどしかない
脳の重量は、1歳半になると70~80%になり、5
~6歳頃には大人とほぼ同じになり基本構造が完成し
ます。

 シナプスは、妊娠中期から1歳頃までにすごい勢い
で増えています。

 シナプス=神経情報を出力する側と入力される側に
      発達した、情報伝達のための接触構造

 シナプスが増えることで思考力、判断力、記憶力、
などの高度な知的活動ができるようになります。

 お母さんのお腹の中にいるころから幼児期の間に脳
の容量や構造、働きが目覚ましく発達します。

 この時期に炭水化物、脂質、ビタミン・ミネラルの
5大栄養素をバランスよくとることが大切になってき
ます。

 規則正しい生活、決まった時間で3回食をとりまし
ょう。

《脳も体もグングン育つ食事のポイント》

①基本の栄養素をバランスよくとる!

 先ほども話しましたが5大栄養素をバランスよくと
ることが大切で、脳のエネルギー源となる炭水化物を
しっかりとります。脳は、60%が脂質、約40%が
タンパク質でできています。

 これらの代謝に役立つビタミン・ミネラルも欠かせ
ません。

②規則正しい生活をしよう!

 先ほども書きましたが、規則正しい生活を繰り返す
ことで、空腹と満腹がコントロールできるようになり
ます。食事時間が乱れると生活リズムに影響が出て睡
眠時間も減ることになります。

 幼児の睡眠時間は昼寝を除いて10~12時間程度
必要です。

 寝ている間に成長ホルモンが盛んに分泌され、体も
脳も発達します。

 しっかり生活リズムを作ってあげましょう!

③魚を取り入れてDHAを摂取しよう!

 魚に含まれているDHAは、脳を活性化する脂肪酸
が豊富です。

 9カ月頃から青魚(さんま、あじ、さばなど)が豊富
に含まれているので積極的に摂るようにしましょう!

④ブドウ糖を摂取しよう!

 炭水化物はブドウ糖が入っています。生後数カ月頃
までは、体の全エネルギー消費量の約半分は脳で使わ
れます。脳はエネルギー源となるブドウ糖(炭水化物)
をストックすることができないので、常に補給しまし
ょう。

 炭水化物を摂取しないと脳に栄養がいかなくなり、
思考力、集中力などが低下します。

⑤鉄分不足に注意しましょう!

 生後6カ月頃までは、母乳やミルクで鉄分が不足す
ることはほぼありません。

 9カ月頃から発育スピードが加速します。それに伴
い鉄分の必要量が増します。

 鉄分は脳の記憶・学習能力の発達に欠かせなく、長
時間鉄分が不足すると、知能の発達も影響してくるの
で魚や赤身のお肉で鉄分を補いましょう!

参考文献 主婦の友社
     『はじめてママ&パパのしつけと育脳』
離乳食を食べさせてもらっている赤ちゃんのかわいいイラスト画像素材(無料 フリー)

☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
         ご予約お待ちしております。

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