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理事長BLOG

0歳から3歳の脳について② 脳の仕組みってどうなっているの?役割はどうなの?

2023年3月3日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回は脳の仕組みはどうなっているかを書いていこ
うと思います。

《脳の仕組み》

能力開発の為に脳を解剖する 脳の質量 グリア細胞と神経細胞: 脳トレ 脳を鍛え、能力開発を実現するページ


①前頭葉

 心の脳と言われ最も人間らしい脳の働きを担うとこ
ろです。人間の行動を司る指揮者のような存在です。
 思考、やる気、感情、性格、理性などが中心です。
 前頭葉の舌の方には言語中枢があり、この部分の障
害で、言語の理解はできても言語が話せなくなります


②側頭葉

 大脳の横の部分です。目の後ろ、こめかみから耳の
後ろぐらいまでの範囲です。
 側頭葉の内側には記憶、本能、情動に関わる部分が
あります。この部分が障害されると音は聞こえていて
も言葉として理解できなくなります。なので、外国語
を聴いているような状態です。

③頭頂葉

 頭のてっぺんのやや後ろの部分です。頭頂葉の前部
には、顔、手足を始めとする体全体からの感覚情報が
集まる部分です。
 例えば、ポケットに手を入れて、手で触っただけで
小銭が入っているとわかるのは、指先の感覚情報を頭
頂葉で処理して小銭と認識できるからです。
 

④後頭葉(視覚野)

 後頭葉は、脳の後ろ側にあり、目で見た情報をその
まま受け取る機能を持っています。
 後頭葉は視覚野、具体的には、色、形、奥行き、動
きの部分を受け持っています。
 視覚野は、視覚情報を認識するため、重要な役割を
持っています。自分の視覚に入ってくる映像を全般的
にとらえることができます。

⑤脳幹
 
 体の脳とも言われ、動物の生命維持を担当している
のが脳幹です。自律神経の調節、ホルモンの分泌、視
覚や聴覚に対する反射、呼吸などに関わっています。
 年中無休で働き、命を守っています。

⑥小脳

 運動の脳と言われ、脳の後ろ側にぶら下がるように
付いているのが小脳です。
 指先を使って作業するなどの運動機能の調節の他に
大脳が覚えたことをコピーして記憶するなど、重要な
役割があります。

☆脳を育てるには、まず心を育てることが大切です。
 
 心を育てるとは、思いやりや思慮深さ、向上心や努
力、自立心といった人間として高度な心の機能を持つ
大人になることです。子育てはこれが大切です。

☆育脳はバランス脳が大切です。

 脳には3つの働きがあります。

 話したり、手先を動かしたり、考えたりする知的な
働きをする‘’おりこうさん脳‘'(頭頂葉、小脳、後頭葉)

 体温や姿勢、呼吸や発汗、睡眠や食欲といった体の
機能を司る‘’からだの脳‘'(脳幹、側頭葉)

 コミュニケーションや社会性を司る‘’心の脳‘'(前頭
葉)があります。

 どれが欠けても「人間として高度な心の機能」を持
つことは難しいです。なのでバランス脳を育てましょ
う。

参考文献 主婦の友社
     『はじめてママ&パパのしつけと育脳』

生徒が主体者となれば、脳が活性化して優れた学習効果を得られる | 「悟空こども空手教室」の教育ブログ

☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
         ご予約お待ちしております。

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